先週若年性認知症の家族と本人の会のクリスマスランチに参加させてもらった。

毎月2回、木曜日に開催されるこの会には、初回から参加させていただいた。
会立ち上げから4年7ヶ月とのこと、私と夫が参加できたのは最初の2年くらいだったろうか。
夫がバスに乗れなくなり、電車に乗れなくなり、団体行動ができなくなり、
参加をあきらめた。

久しぶりに参加させていただいた会は半分くらいの方が私にとって『初めまして』だった。
ランチを始める前にひとりずつ簡単な自己紹介と今年の漢字を発表することになった。
席順で、私はトップにお話した。

□○△区に住んでいます、nobi と申します。
夫は2004年の秋に診断を受け、もうすぐ特養に入ります。
今年の夏前に階段を昇れなくなり、秋には歩けなくなりました。
診断を受けて丸9年が経ちました。10年目に入ります。
もう少し一緒に暮らしたかったのですが、・・・・・


その時、さっき『初めまして、』のご挨拶をした当事者の方と目が会った。
まっすぐ私を見ていた。

私は、はっと思った。
まだ、まだ、初期の方。
さっき、『初めまして、』の後に彼はご自分の趣味の話をして下さった。
私の質問にも知りたいことにきっちり答えて下さった。
この会で会わなかったら、すぐには当事者とはわからなかったかもしれない。

階段を昇れなくなり、歩けなくなり、施設に入る。
一緒に暮らせない。


彼はこの言葉の意味をしっかり受け止める力が残っているに違いない。
私ったら、なんて考え無しなんだろう、
何も初っ端なからこんな事言わなくてもよかったのに・・・
自己紹介なんて、他にもいくらでも言い様があっただろうに・・

最近家族の会に出ても、つい病状の進んだ仲間と話すことが多くて初期の方のことが頭から抜けていた。
病気が進むことも、できない事が増えることも避けられない現実だけれど、
それをどぉ~んと目の前につきつけることはなかったのに・・。
自己嫌悪、

夫の話は早々に切り上げて、今年の漢字に話を移した。



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