スポンサーサイト

--/--/-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

私のできること、

2013/02/28 Thu 21:44

ここのところ家族の会を欠席することが多かった。
初期の頃は情報を求めて出来る限り参加した。
家族の会でたくさんの事を学んだ。
病気の諸症状への対応の仕方、新薬や治験の情報、受けられる公的援助、申請の仕方、
みんな家族の会で教えてもらい今日まで来た。
同じ境遇の友人たちと近況を語り『一人じゃない』と強く感じて『またがんばろう』と思えるのが家族の会だった。

家族の会と用事が重なって行けない事も多かったけれど、どうしても抜けられない訳でもなかった。
なんとなく足が向かないこともあった。

なんとなくの理由は分かっている。

それは、
夫の病状が落ち着き、私自身の状況は楽になっているのに、
家族の会へ行くと今まさに病気の渦の最中で苦しんでおられる方と会ってその生々しい声を聞かなければならない。それがつらかった。

自分の大変な時には先輩達の助けがあって、
そのおかげで今日までたどり着いているというのに、
なんと自分勝手な言葉、よく分かっている。
でも自分が通って来たあの道を今まさに歩いている方が目の前に居る、どれだけ大変な道だったのか私は知っている。
なのに、どんな言葉をかけてあげたらいいのか私にはわからない。

何がつらいのか、何を一番困っているのか、それをただ頷いて聞いてあげることが一番の癒しになるのもわかっている。

  でも、その話を聞くのがつらかった。
  やっと通り過ぎた時間がまた自分の中で再現されてしまいそうで。


去年の暮れ、一年数か月ぶりに本人と家族の会に参加した。
夫がまだ元気に歩けた頃、季節のお花見、公園、動物園、あちこちに遊びに行った仲間たち。
懐かしい顔、新しい顔、でもそこには変わらず穏やかでゆっくりとした時間があった。
肩の力が抜けて自分自身の気負いがなくなっていることを感じた。

久しぶりにお会いしたanimaさんに、
『今までは家族の会に参加していろいろ情報を得て来たでしょうけれど、そろそろ伝える番になったんじゃない?』
こんな風に言っていただいた。

そうかもしれない。

励ましたり、慰めたりはあんまり得意ではないけれど、
夫が病気になって集めた情報、集まった情報、
好むと好まざるとにかかわらず、私はいろんな体験をした。
私が持っているこの情報を必要としている人もいるかもしれない。
伝えたい。
そんな風に思っている。



夫と何度か足を運んだ公園の梅が咲いていた。
今年は一緒に行けるだろうか。

kobai3.jpg


同じ病気の仲間 | コメント(1) | トラックバック(0)
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。