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車の運転が危ない

2012/07/18 Wed 10:33

機械の操作と言えば、車の運転もあやしかった。

ある時、見通しの良い広い交差点を右折。
まだ対向車が豆粒くらい遠くに見え、充分余裕があるのに夫は車がきしむほどの音を立てて右折した。
急発進、急ターン、夫の運転は乗っていた家族を驚かせた。

次、左折の時、左側の横断歩道を渡っていた歩行者に接触しかけた。
もちろん歩行者が優先である。
夫は歩行者をやり過ごしてから左折しなければならない。
急ブレーキを踏んだ夫は、自分の信号が青なのだから歩行者が間違っていると言い張った。

帰り道、ガソリン補給に立ち寄ったステーションは当時流行り始めた無人スタンドだった。
車から降りた夫は機械の操作に戸惑いなかなか戻って来なかった。
結局私も降り、一緒に説明を読みながら給油を終えた。

家族の会に行くと、認知症の当事者が自分の能力の衰えを認めず車の運転をするので困る、という話を聞く。
幸い夫の場合、診断前の1年はほとんど運転をすることはなかった。
私と一緒に出かける時は私がハンドルを握った。
彼が運転したのはひとりで彼の用事で出かける時だけになっていた。

そう言えば。ガードレールに車の後ろをぶつけて帰って来たこともあった。
車を傷つけるなんて結婚以来初めてのことだった。
対向車とすれ違う時に左に寄り過ぎて後部をこすったと夫は説明した。
確かにそこは狭い通りだったけれど・・・でも・・・。
ヘッドライトの消し忘れも何度かあった。

今から思うと「おかしなこと」がぞろぞろ出てくる。
毎日こうだったらもっと早く気づいたのだろうけれど、こんなことが、2ヶ月か3ヶ月に一度、ぽつ、ぽつっと起こる。
普段は今までと変わらない。

50代半ばの自分の夫がアルツハイマーだなんて、誰も思わない。

夫が車を最後に運転したのは2004年の夏だった。
娘を夏期講習に送って行った。
診断3ヶ月前のことだった。

  きゃぁ~無事でよかったぁ!






診断を受ける前 | コメント(3) | トラックバック(0)
コメント
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怖いですょね
うちも 病状の 始まりに運転が下手になり 危なくて ヒヤヒヤものでした。 50代 あやしげな年齢だけど いきなり 事が衰えるなんて ないんですもの。 衰えたときは 脳に異常があるって ことだと つくづく思いました。
今更ですが…
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