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認知症は病気です

2011/07/16 Sat 11:33

夫が認知症と診断されるまで、私は認知症の人と関わったことがなかった。
認知症に対する知識は、TVドラマの中に見られる、

  『ご飯食べてない』

がすべて、といってもよかった。

あれから何年も経ち、夫、実母、そして家族の会でたくさんの方達とお付き合いすることになり、認知症に対する私の知識?経験?は格段に増した。

そして、よく言われる認知症に対する見方について、『それは違う』と思っていることがある。

TVや雑誌で

『認知症にならないために。』とか、『認知症予防にはこれ』

といった特集があるけれど、認知症はなるべくしてなるのであって、残念だけれど逃れるすべはない、
と、私は思っている。

周りのケアや本人の努力によって、進行を遅らせることはある程度可能だろう。
でも、頭のトレーニングをしても、毎日規則正しく運動して栄養のあるものを食べていても、スペシャルなサプリメントを飲んでいても、もし、なんらかの原因で認知症になってしまったら、もうこの病気から逃れることはできない。これは本人や周りの努力ではどうすることもできない。

老化に伴う一般的な物忘れなら、認知症予防として勧められる脳トレーニングなど、効果があるかもしれない。
私も、買い物のお釣りを受け取る時、お店任せにしないで自分でもちゃんと計算するように心がけるとしばらくは計算が速くなる。でもやめてしまえば、また、『え~っと、??』にすぐ戻る。


何故、私の夫が、私の母が認知症になったのか、折に触れ考える。
母と夫に何か性格的な?、あるいは、生活習慣?、環境?・・共通点があっただろうか?
もちろん血は繋がっていないので、二人に遺伝的な関連はない。
何か、同じ病気にかかってしまうような共通点・・・・?
う~ん、みつからない。
 
私が知り合った、他の方達も認知症の誘因と思われるような共通点はみつけられない。

私は思う。
認知症は脳の病気。
ある日突然、誰を襲うか分からない。
もちろんアルツハイマー型だったり、レビー小体型だったり、病気の形は違うかもしれない。
でも、本人の心がけ次第で逃れられる病気ではない。
病気になった本人には何の落ち度もない。
病気になって一番戸惑い、恐れ、不安、絶望を感じているのは当事者本人なのだ。



病気になってしまって悲しいけれど、悔しいけれど、
それは、あなたが何をしたからとか、何をしなかったとか、そんな事じゃない。
悪いのは病気。敵は病気。
敵はあまりにも巨大だけれど、一緒に戦うからね。



原因・治療・サプリメント | コメント(3) | トラックバック(0)
コメント
No title
『認知症にならないために。』とか、『認知症予防にはこれ』
はたまた『認知症が治る』なんて本や記事が、世間を勘違いさせているように思います。
ある種の薬で『妄想』が少し和らいだ
とか、
『否定・拒否をやめたら』問題行動がなくなった
って、ことであって認知症そのものが変化しているのじゃないわよね~。
子育て中に『スキンシップ』だの『否定しない会話』だの『とことん付き合ってみる』だので問題児がおとなしくなると、
問題行動が治まった って言うのに
認知症は病気だから治ったってことばで表現される。
変!
対処療法っていうんでしたっけ?
あれって、子供のストレス緩和対策とおなじよね~。
患者さんの心をないがしろにされてから問題行動として表現するしかなかった…ホント子供と一緒よね。
介護する側でぶっ壊れてしまうのも、人扱いされないことが原因よね。
心地よく過せる工夫をすることで、種類?脳の部分?によっては、進行を遅らせる事はできても、
避ける・予防・治るはないと思うな~。
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No title
kageさん、こんにちは。

テレビ、雑誌、新聞、本、ネット、
いろんな媒体で、『認知症』という言葉を見聞きすると、つい過剰に反応してしまいます。
特に自分と違う意見に出会うと、考え込んじゃいます。

もっと病気に対する理解が進むといいな、と思います。
まあ、過去の自分を思えば難しいのもよくわかりますが。
 
夫は2004年に診断を受けました。
同じ頃に診断された方で、すでに寝たきりの方もいます。
まだ元気で補助を受けて活動されている方もいます。

この違いは治療方法や、周りのケアの違いではなくて、病気の違いだと思っています。
本人のせいでも介護する周りの違いでもなく、病気の質の違い、脳の壊れた場所の違いだと思っています。

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