地震後の日々

2011/03/20 Sun 12:44

地震から10日近くが経ち、さまざまな地震に関する情報があふれる中、思うことはたくさんある。

横浜に住む我が家にとって実質的な被害はまだ何もない。
それでもこの疲労感。
なんだろう・・。

地震直後、実際に何が起こっているか理解はできないものの、周りの空気を感じて夫は落ち着かなかった。
本来家に居ないはずの娘や息子がずっと家に居て、普段はついていないTVからニュースが流れ続ける。
地震から3日、デイサービスからお迎えが来て夫が出て行った時は、私もほっとした。

『暖かい食事はお出しできないかもしれません。お風呂もどうなるか、また送迎の時間もいつも通りの時間を守れないかもしれません。』

そう言いながらも計画停電の中、毎日迎えに来て一日夫を看てもらえることは本当にありがたい。

デイサービスに行くようになって夫のうろうろはだいぶ収まった。
機嫌はずっと悪くない。
むしろ、家族そろった笑いの中に加わり、わからないながらも夫の笑顔はふえた。

ただ、操縦できない・・・。

『~~しましょ。』『はい。』と返事をしてくれる。
表情も穏やか。
でも動かない。
夫の脳はまた一枚厚いベールを被ってしまったようだ。

私と家に居る時、昼間の排泄にはほとんど失敗がなかったのに、気づくと安心パンツが重くなっている。
朝の洗濯物も半端ない。
布団の上に起き上がった夫は上半身までびしょ濡れ。
パッドやペットシーツを使っていろいろ工夫、試しているけれど、よい方法はみつかっていない。
地震前と比べて安心パンツの使用量が3倍になってしまった。
これは、外出への危険信号・・・。

先週の木曜日、51回目の木曜会があった。
前日まで迷ったけれど、参加するのをやめた。
余震の続く中、家に居ればなんとかなる。
でも外や、まして乗り物に乗っていたら、私は夫を操縦できないだろう。
当分事態が落ち着くまで、おとなしくしていよう。

今、夫にとって、デイと家の往復で過ごす毎日が一番落ち着く暮らしなのだから。

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