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一家団欒

2010/10/22 Fri 16:58

我が家は4人家族だけれど、なかなか夕食に4人が揃うことはない。

前の日曜日、久しぶりに4人が夕食のテーブルに着いた。
メニューは「秋刀魚」。
たっぷりの大根を娘がおろしてくれた。

娘と台所に立ち、おしゃべりしながら食事の支度をしていると、夫もやって来てとんちんかんな相槌をうつ。
オウム返しだけれど、言葉も出て自分も会話に参加してるつもり。

狭い台所でほんとは邪魔なんだけれど、嬉しい笑顔なので、3人でぶつかりあいながら料理をした。

テーブルの用意ができて自室に居る息子を呼び、4人がテーブルに着く。
息子は夫の隣の席なので、夫の皿に料理を取り分けるのは彼の役目。

大根おろし、カボスと夫の皿につけて行く。
息子の手や取り箸が夫の目の前を行き来する。
だんだん夫の顔が曇ってきた。
と、夫は箸を持ったまま立ち上がってしまった。

かぼすと酢だちの話を続けながら、他の3人は夫の動きを目で追う。

「どうする?」子供たちの目がたずねている。

どうしよう、夫の眉間の皺から察するに、今日も息子は「見知らぬ男」であるらしい。
世話をやかれるのは迷惑のようだ。

一度は食卓に連れ戻したけれどまた立ち上がってしまったので、しかたない、好きなようにしてもらった。

だって、せっかくの秋刀魚、熱いうちにハフハフ食べたいし。

息子が食べ終わり、自分の部屋へ戻ってから夫はゆっくり食事をした。
秋刀魚は冷めてしまったけれど、安心して食べられたようだ。

当分、一家団欒は難しそう。
また時が経ては状況もかわるだろうと思っている。

・・・見知らぬ男だけでなく、見知らぬ娘、見知らぬおばさんに囲まれ・・

でも、ぜんぜん気にならなくなったりするんだろうな、と。



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