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メマリーを3錠、15mgに増やして3週間ほど経った。
増やして数日後、手を振り払ったりちょっと機嫌が悪いこともあったけれど、その後はほぼ順調、穏やかに過ごしている。

久々にブログのページを開けると、去年の今頃書きかけたまま仕舞い込んであった記事をみつけた。
『薬が飲めない』というタイトルがついている。
夫の不機嫌な行動にどう対処したらよいのか限界を感じていた頃、なにか少しでもうまく夫を操縦する方法はないかと悩んでいた頃だ。
読み返してみると、あの頃の不安、夫の行動に一喜一憂して暮らしていたことを思いだす。
特養の申込書を取り出してはどこの施設に申し込もうかと考えていた。


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今朝、夫の動きが不穏だった。
たぶん、夜中から始まっていたと思う。

夫が起き上がった気配に声をかけたけれど、返事はなかった。
まあ、これは別に普通のこと。
私も起きて夫に手を差し出したけれど、無反応。
暗闇なので気づかないのかなと電気をつける。
私の顔を見ているけれど、無反応。

「トイレ行っとく?」

私を無視して歩き出す。
眉間には深い皺。
苦悩の表情ではなく、怒りの表情。

こんな時はさわらない方がいい。
見なかったことにして、電気を消して寝てしまおう。

朝になっても眉間の皺は消えず、朝食を出しても座れない。
とっくにトーストもお茶も冷めた頃、立ったまま食べた。

手を添えると振り払われる。
声かけにも反応しない。
デイのお迎えが来るまで、家の中、と言ってもリビングと玄関への廊下しか彼が自由に動けるスペースはないのだけれど、歩き続けた。

夫をデイに送り出した後、私の頭に浮かんだのは、

「 抑肝散 」

『精神状態を落ち着かせる効能がある漢方薬で 身体機能を低下させずに問題行動をコントロールできる』と聞いている。このお薬がよい効果をもたらしたという話も聞いたことがある。

でも・・・
漢方薬・・・、
チュアブルでヨーグルト味、なんて訳には行かないだろう。
お水で薬を飲めない夫には、漢方薬なんて無理。

これは、momo さんや スリブリさんが対応に苦慮しておられる『せん妄』の始まりなのか・・・、

主治医に連絡をとって指示をあおごうか・・・、

あれこれ考えているうちに夕方になり夫が帰って来た。

『お世話さまでした。大変だった?』

職員さんに尋ねると、

『全然。』

う~ん、今日一日の私の心配は何だったのだろう。

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こんな風にもう私の手には追えない、無理、と思ったり、
まだまだもう少し行ける、もう少し・・・
と迷う毎日だった。

あの頃を思うと今の夫の笑顔は奇跡のように思う。
動きはもっともっとゆっくりになったけれど、それでも自分の力で立ち上がることもできる。
階段も上れる。トイレに座ることもできる。

来月からはショートステイに一週間、在宅で一週間のスケジュールを組んだ。
メマリーのおかげでもう少し、在宅でやって行けそうな気がしている。
来年の今頃はどうしているだろう?
考えない。とにかく今日一日を無事に過ごして行こう。


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