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認めたくなかった事

2010/09/19 Sun 00:20

朝、突然リビングの椅子を前に持ちあげ、歩き始めた夫。
これは新たな病状の展開なのかと一瞬怯えたけれど、それ以上の事は起こらず、その後は落ち着いた様子をみせている。
やれやれ。

何故夫は突然椅子を持ち出したりしたのだろう・・・。
私にはもしかしたら・・・?、と思いあたる事がある。




夏の前辺りから時々見せる夫の不安症状。
急に落ち着きなく立ち上がって、ポロシャツのボタンに手をかける。
また座り、立ち上がる。
シャツのボタンを留めたりはずしたり。
ズボンのチャックにも手がかかる。

そして部屋の中を歩き回る。
ブツブツ言いながら、何か怒っている。

台所の私のところまで来て、

『やっつけてやる。』

『え?何?誰を?』

『・・・。』

もしかして・・・と、ずっと思っていたけれど、口に出すのをためらって来た。

夫の不穏状態は、

  息子がリビングにやって来た時に起こる・・。



夫より大きくなってしまった彼はもう、夫にとって息子ではなくなってしまった・・・。
我が物顔に夫の縄張りに踏み込んできて好き勝手に振舞う若い男。
馴れ馴れしく話しかけ、時には隣に座って何の遠慮もなく食事までして行く。



朝、夫の世話をしていて息子がまだ起きて来ないことに気づく。

『おっと、N雄を起こして来なくちゃ。』

『Nすけ?』

『そう。』

Nすけという呼び方は昔から夫だけが呼ぶ息子の愛称。
息子の名前はちゃんと出てくる。

でも登場したでっかい男は、夫にとってはかわいい息子ではなく見知らぬ青年。
人の家を大きな顔して歩き回る無礼な存在・・・。

『椅子事件』の朝、息子と夫は朝食の時間が一緒になった。
息子が夫のパンを焼いて、バターも塗ってくれた。たぶん、ジャムもつけてくれたかもしれない。
いつもの朝より長い時間、息子は夫と係わった。


誰だかわからないけれど、この目障りな存在、

『やっつけてやる。』

これが椅子事件の真相かもしれない。




出来なくなった事 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
こんばんは
nobiさん、

父と息子って、何なんでしょうね・・・

こんなになってしまった父親に対しても、キレる事無く優しく接してくれている息子さえも、「敵」に見えてしまうのでしょうか。

うちは、今まで一番世話をしてくれていた次男がいる時に、不穏になる事が多いような気がします。

比較的距離を置いていた長男には、あまり関心を示さない様な・・・・

どっちにしても辛く悲しく身を切られるような思いです。病気だからって分かっていても、息子に申し訳ないような気がして・・・

私と主人と息子とが一緒にいる時は、なるべく私は息子としゃべらないようにします。

自分には理解できない事を、私と、だれか知らない男が楽しそうにしゃべっている、と思うのでしょうか。急にご機嫌斜めになるのです。

一家団欒は何処へ行った?おかしいですよね。絶対変!




でも、nobiさんのご主人様の方が、うちよりきっと幸せです。やっつける「敵」が一人ですもの。

うちは4人もやっつけなくてはならないから、さぞ大変でしょう。

あ~、正月皆が揃ったらどうしましょう?同じ様な顔の、同じ様な大きさの「敵」が4人。

いったい、どうなっちゃうんだろう・・・・・?
No title
う~ん、敵が4人!!

確かにヒロさんの方が過酷な運命を背負ってしまっているかもですね。

夫に、『あなたの方がヒロさんより、ずっと楽なのよ。敵はひとりだけなんだから。よかったね~』

『うん。』

と、まあ、いつものことながら訳の分からない会話ですが、夫は何だか知らないけれど、ラッキーなんだと笑顔でうなづきました。

(^^)

夜中、息子は時々家の中をうろうろしている夫と出会うそうです。
最近の夫は顔しかめて息子から目を逸らすとか。
見なかったものは無かったものなのでしょうか。

前は夜中に息子と会えば、トイレに連れて行ってもらえて、私の仕事がひとつ減ったのですが、この頃は私でないと駄目になりました。
とっても残念!!!です。


前にも書いたかもしれませんが、家の息子は、

『俺には父親は居ないものと思っている。』

と言います。
小さい頃はパパっ子で、『N君パパ』と土日はずっと後をついていたのに。
夜中に目が覚めてもパパが居れば大丈夫で私はずいぶん楽をさせてもらいました。
そんな息子のこの発言はとても悲しくつらい・・・。

彼の心の内はわかりませんが、今はそう考える方が楽なのかなと、思うようになりました。


家族が揃った夕食は、

息子は、気の毒なおじさんがいるから面倒をみよう。

夫は、なんか目障りなのがいるけれど、まあ飯時くらい我慢しよう。

こんな一家団欒でしょうか。

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