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実家へ母を看に行って来た。

母は私を覚えていてくれた。
『きゃぁ~nobiちゃん、来てくれたの。ありがとぉ~

相変わらす、母の幸せ中枢は全開で、出てくる言葉は、

『きれい。』『上手。』『素敵。』『よかった。』『美味しい。』『ありがとう。』『大丈夫。』etc.

ひとつだけショックだったのは、お風呂に入る時に脱いだリハビリパンツがずっしり重かったこと。
母は気にしている様子はなかった。

前は私が手伝おうと、一緒にトイレに入ると、

『大丈夫。恥ずかしいからお外で待っていて。』と言っていたのに、
今日は、なんでもなく一緒に入れてくれて、笑顔で手伝わせてくれた。

父とちょっと重い話をしていたら、

『大丈夫よ。何にも心配しなくても。上手く行くから、請合うわ。』

  と言い、

『おばあちゃんはいつもどんと構えててくれるから、安心だ。(^^)』

  と、父は苦笑。

父によれば、母は朝、晩、そして時々、昼間もリハビリパンツを替えるそうだ。
リハビリパンツの性能は良く、夜中起きることもないという。
リハビリパンツのおかげで、老々介護もなんとか成立するのかもしれない。

今日は丁度夏休みの息子を連れて行ったので、母は大喜び。

何度も
『えっと、ごめんなさい。どちらさま・・・・?』
と言いながらも息子を放さずずっと側に置き、あれこれと話かけては楽しそうに笑った。

息子も母に、調子を合わせ相槌をうち、辻褄の合わない話をうん、うんと聞いてくれた。
お疲れ様。

帰りに『大変だったでしょ。何言ってるかわからないし。』と言うと、

『別に。それにおばあちゃんは明るいからいいよね。暗いよりずっといい。』


う~ん。これはどこかで聞いた台詞。
娘も昔は同じことを言っていたけれど、付き合う時間が長くなると相槌を打つのが大変になって、『寡黙なパパの方が楽。』と最近は言っている。

と、家まで、後一駅というところで、携帯が鳴った。
娘からだ。
今日はデイのお迎えを娘に頼んで出てきた。
時間を見ると6時50分。
夫は5時頃戻ったはずなので、2時間弱経っている。

電車の中だったけれど、受話ボタンを押した。
私は話さなくても、周りの音で電車の中だと言うことは娘にはわかるはず。
携帯を耳に当てると、娘の声が聞こえてきた。

『お父さんがずっと、靴、脱がないの。』

もう、2時間近く玄関でがんばっているということだろうか。

『とうとう、靴のままリビングに入ってきて、そのまま腰掛ちゃった。』


  『わかった。そのまま置いておいて。もうすぐ着くから。』

   小声で言って電話を切った。



家に戻ると、リビングに固い表情の夫が座っていた。
もちろん、靴付き。
テーブルには、娘が用意した飲み物とおやつ。

優しく声をかけ、協力はしてくれないまでも、抵抗はなく靴を脱がすことができた。
急いで台所に立ち夕飯の支度をしていると、夫がうろうろっと立ち上がった。

おしっこサインだ。

トイレに連れて行き座らせようとした。
リハビリパンツがずっしり重い。
今日2度目・・・

何でもないように、『安心パンツ、取替えようか、これ履いてたら安心だから。』

『うん、安心。』

わかってかわからずか、夫の答えが返って来た。



私の知る限り、夫がリハビリパンツの中に排泄したのは、これが初めて・・・。
また新たな病状の展開・・・。

機嫌が悪く、靴を脱げなかったのはこれが原因だったのだ。

ぷりぷり怒っていた娘も事情を知って、納得。

さよならラルフローレン の時が来たのかな・・・。
 

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