要介護5

2010/06/27 Sun 13:10

要介護 の通知が届いた。

要介護3から一挙に2段階アップ。
5と言えば、寝たきりの人の値かと思っていたので、ちょっとびっくり。

遡って4月の半ば、障害支援課の担当の方からメールが届いた。
今度、担当地域が変わるので、後任者と一緒に我が家を訪れたいということだった。
たまたま、日にちが合って、4月の末にケアマネジャーと障害支援課からのお二人が来られた。

その時に『今一番困っていることは?』と聞かれた。
困っていることなんて山ほどあるけれど、障害支援課に関連する事は限られている。

私は、
『現在、要介護3で、ひと月にデイサービスを23日利用できるけれど、少しでも離れている時間が欲しいので、介護度を上げてもっとデイサービスに行ってもらえたら。』と話した。

朝、夫を送り出すまで、私は夫のしもべになる。
夕方デイから帰って来ても同じ。
夫が家に居る間、彼は守護霊となりずっと私の後をついて歩く。
夫を背負ってする家事のなんとわずらわしいこと。

流しに立ち、冷蔵庫から野菜を取り出そうと振り返ると夫が間に立つ。

機嫌の良い時はそれでも
『ちょっとどいてもらえる?』
『はい。』
となるけれど、調子が悪い時は返事もなければ、どいてもくれない。
立ちふさがる夫をすり抜けて、冷蔵庫を開ける。

暑い夏の台所ではうっとうしさが増す。

なんとか元気で夫との時間を乗り切るには、離れて過ごす時間が必要、そう話した。

デイサービスの利用を増やすには今よりも介護度を上げなければならない。
ただ、介護度が上がると、一回に必要なポイントも上がるので、利用できる回数は一日、あるいは2日くらいしか増えない。
しかも、1回あたりの費用も増す。

それでもかまわないと私は答えた。
デイの無い日、朝9時を過ぎるあたりから夫のため息が始まり、うろうろと歩きだす。
夫にとっても何処か行く所があって、何かする事がある方がいいはずと。

すると、区の障害支援課の方が、『介護度が上がるかどうかこの場で聞き取り調査をして、もし上がるようであれば申請してみましょう』、と言ってくださった。

この病気になってから、いろんな手続きの際に診断書を主治医にお願いする。
自立支援、障害者手帳、障害年金、介護認定・・・

その度に私はA4・2枚程に夫のその時々の病状をまとめて依頼書に添付している。
また、デイサービスやショートなど、新たに契約する時は、夫の様子を知ってもらいたいのでやはり夫のできること、できないことをまとめて、読んでもらっている。

丁度、4月にまとめたものがあったのでそれをお渡しした。
そうこうしているうちにデイから夫が戻ってきたので、夫の様子も見てもらえた。

デイから帰って来たら、知らないおばさんが3人もリビングに居て、しかも全員、ビッグ笑顔で次々に話しかけてくる。
夫は恐れをなして、廊下を行ったり来たり、リビングに足を踏み入れようとしなかった。

という訳で5月の連休明けに介護認定の見直しを申請し、得たのがこの要介護5という結果だった。

おかげで、月に25回デイサービスを利用できるようになった。
プラス3000円くらい自費負担すれば、26日使える。
たった2日増えただけだけれど、私にとってはめでたし、めでたし。

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息子に夫が要介護5になったと話したら、

『ようかいど・・・?・・
 確かに最近の親父を見てると 妖怪度5 くらい貰っても不思議じゃないな。』



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