先日は奥様のミスを絶妙な切り返しでフォローするさんをお伝えしました。
そしてもうひとつ。

一緒に遊びに行った時のこと。
屋外のテーブルでみんなでお弁当を食べた後、お仲間のおひとりが、持って来たりんごをみんなに勧めて下さった。
りんごの器がさんのところに回って来た時、あるはずの、爪楊枝がみつからない。

「あれ?今ここにあったのに、爪楊枝??」

と探していると、

さんが、ぽつり・・・

 「つまには・・ようじが・・ある。
  なんて、ね。」

と言ってニコッと笑った。

  一瞬置いて、一同大爆笑。

「爪楊枝が無い。」を受けて、「妻には用事がある。」という反しだったのだ。

「妻には用事がいっぱいあるから居てもらわないとね。」と笑うさん。

素敵でしょ?

ご夫妻とご一緒していると、時々、さんがぼそぼそっとつぶやいて、子さんが、「もぉ~^^」という感じで笑顔になることがある。
そんな時は決まって、さんが何か駄洒落を言った時。

それは、「いるかはいるか?」とか、「布団が吹っ飛んだ」とかなんだけれど、絶妙なタイミングで発せられるので、思わず笑ってしまう。
さんは子さんにしか聞こえない程度の小声で言うことが多いので、子さんがふわっと笑顔になった時は

 「なに? なに? !!!」 と聞いて

その楽しさを分けてもらうことにしている。

   y001021.gif Tさんの親父ギャグ


同じ病気の仲間 | コメント(10) | トラックバック(0)
コメント
No title
こんにちは。
風邪はいかがですか?

nobiさんの言われる通りですね。
機転が利いて、笑顔が素敵なTさん!

私も、先週から風邪を引いてしまいました。
注意をしていたのですが、久し振りの風邪です。
今週に2回に分けて引っ越しするので休めません。
週一回のデイ以外は一人で過ごす時間が長く、妻も私も不安なことが増えてきましたので、一緒にいる時間を増やすよい時期だと思っています。




こんにちは、
今回の風邪は長いです。

どうしても鼻ぐすから抜けられません。
もう10日近く、ティッシュと一緒に暮らしています。
春になって、ちょっと気を抜いたところを捕まってしまった感じです。

奥様と一緒の時間が長くなるのはいいですね。
でも、お引越しは大変そう。
どうぞお疲れが出ませんように。
ご自愛ください。
おやじギャグノート
たびたびご紹介いただいて嬉し恥ずかしのTの妻です。会社に毎日行っていた頃は、こういうことを言うことなんてぜんぜんなかったので、 「ちょっとでも頭を使って食い止めようと必死になってる」 という本人の弁は、うそではないかもしれません。 私はnobiさんのように介護日誌を書くなんてできませんでしが、このダジャレだけは、一生懸命書き取っていた時期がありました。最近は 「いるかはいるか」 が精一杯ですが、退職2~3年ごろのを読み返すと、おかしくちょっと悲し…
私 (壊れたかさをゴミに出す為に) 「解体してくれる?」 T 「新しいかさが買いたい!」
私 「カーテン閉めて下さい」 T 「ガッテンでござんす」
息子 (猫のゴキ退治を見て) 「うちのゴキブリは災難だね、こんな怪獣がいて」 T 「ゴキブリに
   もうちょっと知恵があれば、猫を懐柔しようとするのにね…」
まりな様へ
Tさん、一生懸命努力なさったんですね。
でも、すごいですね。
この言葉の感覚、反射神経・・・

母は「散歩に行こう」に対して「5歩歩いた」、
「石鹸が冷たいでしょ」に対して「世間が冷たい」と言いましたが・・・

母は多発性脳梗塞で大変な言語障害になりましたが、
それでも言いたいことはまともに伝えてくれました。

私が「お母さんに何をしてあげたらいいんだろう」というと
「思いつきでいい」と言いました。
そのときは支離滅裂な言葉の連続でそれだけがまともでした。
以前スタッフに思いつきでやっている、と話していたのを
そばで聞いていたからでしょう。

今の母には、「もう話さなくていいよ」と言っています。
母が感無量という精神状態になるとむせて苦しむので、
そこまでの話しかけを私がやめたのです。
それでも、「わかっているよ」というサインはだしてくれます。
面会にいってしゃべっているとだんだんいい表情になってきます。

命ある限りコミュニケーションはとれると思います。
そのときできることを無理なさらずにご一緒に歩いていかれるといいなあ。
応援しています。
ギャグの宝石箱
ふふふ、ほんとにさんのギャグは素晴らしいですね。

この間も、
「右と左はわからなくなったけど、まだ上と下はわかる。あははh。」と嘯いてらっしゃいました。

何故あんなに咄嗟にいろんな言葉が出てくるのか・・・。天賦の才という奴でしょうか。
もともと回りを楽しませる能力が高い方なのだと思います。

うちの・親父・にも100分の一でもその才能があったら、もう少し私の毎日も楽になるのにな~、
無いものねだりですね。
せつないですね
こんばんわ
nobiさんのつぶやき、拝見しました。
私も子供の気持ちを思うと辛くなります。私は夫の病気を運命だと受け入れなければと思いつつありますが、未だ離れて住む娘には病名を告げる事ができません。

先日、一人の散歩を「すばらしい」とおっしゃっていただいたのですが、あの直後から危なくなり、ここひと月で病状が進んだ事を認めざるを得ない事が多くなりました。

夫は自分でも自覚しているようですが、
先日の事、

床に何やらぶつけて、大きな物音にびっくりした私が部屋をのぞくと
「施設に入れるんだろ」と、 

はじめての事です。
そんな事思ってもないし、話した事もないのに。
怖くなりました。
他にも妄想が多くなりました。

戸籍では夫はいるけれど、私もだいぶ前から、二役しています。

前回の「ゆっくり、ご一緒しましょう」のお言葉、
大変うれしく思いました。 ありがとうございます。



 

ebosi さん、こんにちは
夫の様子がなんだかおかしい、いったい彼に何が起こっているのだろう?と思い始めた時、子供たちはまだ高校生でした。

娘は言います。
「パパの元気だった頃の姿がもう思い出せないの。」

子供たちにとって、目の前に居るこの存在は、形は「父親」だけど、残念ながら中身はもうすでに彼らの知っている「父親」ではないのです。
でも、一緒に暮らしている以上、いつもそこにある存在。
どう係わって行けばよいのか・・・。

戸惑っている時期はとっくに終わって、子供たちはそれぞれに心の中で区切りをつけているのかもしれません。
目の前の存在、それはそれとして、父親は居ないと思った方がよっぽど楽なのかな、と思ったりします。

ebosi さんのご主人もきっといろいろ苦しんでおられるのでしょうね。
いっぱいつらい思いを抱えていて悩むけれども、病気のせいで理路整然と考えをまとめることができず、不安がふくらみ、それが怒りへ変わってしまうのかなと想像します。

側にいる私たちも何と声をかけたら、安心して穏やかに暮らしてもらえるのか・・・毎日手探りです。

毎日行き当たりばったりです。
時々お話を聞かせてください。
一緒に乗り越えましょう。
miki様 nobi様、ebosi様
miki様へ

たびたびの温かいメッセージ、有難く噛みしめています。
nobiさんのおかげで、知らない方ともお話ができて!

ありがとうございました。

nobi様 ebosi様へ

夫の口は ぺらぺら動くようでも、普段の生活の中で、病気がつらいとか悔しいとか
そういう核心に触れた事は いっさい言いません。たまたま撮影隊が水を向けるから
あらたまって話しただけで。
額に深いたて皺を寄せて、むっつりしている事も 最近多いです。
この深い憂いを消してあげることはできませんから
「ごはんですよ~」といかない時は、好きな曲の鳴っているヘッドホンを
ばっとかぶせちゃいますが、「奥さんが 平気な顔してると、たいしたことないんだって
思える」 と言われた事はあります。
nobiさんは 私と同じように「だ~いじょうぶよ」という顔をしてみせてらっしゃるの
知ってます。
ebosiさん、私達の夫のように進んでしまうには まだまだ時間があります。
泣いても笑っても病気は病気。どうせこの道を行くしかないのなら、この中で 小さな
幸せをみつけて つまらない事でも笑ってみて!
できなくなった事はサッとあきらめて、まだできる事は大切に 「だ~いじょうぶよ」
と過ごしているうちに 開発中の新薬が使えるようになるのにまにあうかもしれませんよ。
まだ色々なことがおわかりになるご主人に、“希望”をお伝えください。
nobi様  まりな様
先日はせっかくの楽しいお話のタイトルに場違いかなと思ったのですが、思わずコメントをしてしまいました。

私自身パソコンにも疎く、でも唯一救いを求める場所は、今はweb上のみです。

まりなさんからも私あてにコメントをいただき本当にありがとうございます。

夫はここ一ヶ月でかなり混乱が増したようです。
今日は娘の携帯に
「おかあさんが別れようと言ってる。どうしよう。」と

夕食の支度をしていた私はびっくりして
「そんな事言ってないでしょ。」と言うと
我に返って
「ごめん」と本当にすまなそうに言いました。

自分でもなぜそんな事を言ってしまうのかと落ち込んでいました。

その後私が出かけて家に戻ると
思いつめた顔で
「人生に望みがなくなった」と言います。

私も焦りました。
「何言ってんのよ。孫の顔見たいんでしょ。考えてもしょうがないんだから、考えるのやめようよ。」

そんなやりとりがありました。
そして初めて思ったのです。
夫にそんな事を言わせてはいけない。と。

そして今パソコンを開き、まりなさんのコメントを見て、なおさら考えさせられました。

nobiさん他、web上でお見かけする方々。今の私には一人じゃないんだと勇気づけられる存在です。




ebosi さん、
ebosi さんのご主人は今、ご本人にとって、一番辛い時期かもしれませんね。
若くして思いもかけない病に倒れ、まだまだやるべき事、やりたい事たくさんあったのに、あきらめなくてはならない。
自分は何のために生きるのか・・・、考えるけれど、答えは見つからず・・・
周りに面倒をかけているのを感じる。
ただ、ただ不安な毎日を送っておられるのだと思います。

周りに居るものも、不安は同じです。
でも、筋道を立てて「あれは、こうだから大丈夫」とか、「これはああ処理して。」とか考えて、心を落ち着けることができます。

夫はこの時期、そのつらさ、苦しさを外に表さずにひとりで静かに過ごしました。
私たち家族は、苦悩する彼の姿を見ずに済んだ訳ですが、もしかしたら、子供たちにはその姿を見せた方がよかったのではないかと今頃になって思います。

今まで守られてきた人を守らなくてはならない・・・
立場が逆転してebosi さんも大変と思います。

できるだけご主人を安心させてこの時期を乗り切って行けるように祈ります。

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