夫が若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けて5年半。
未だに「こんなはずじゃなかった。」「もしも病気にならなかったら今頃は。」
とジタバタすることがある。

そんな時、弱音を吐く私に子さんはいつもなが~い励ましのメールを下さる。
時間に追われるハードな毎日、私のために彼女の大切な時間を使ってくださること、いつもあり難く、嬉しく励まされている。
単純に計算したら、私が抱えるのは夫ひとり。
わたしを「1・困難」としたら、彼女は「2・困難」を抱えているにもかかわらず。

子さんは、夫が認知症になったおかげで?知り合えた大切な友人たちのひとり。
そしてご主人のさんも。

ismfileget.jpg
<ハンサムで凛々しい表情のマリくん>


TV画面の中でご自分の病気について語られたさんの表情はちょっと固かったけれど、普段お会いするときはいつも笑顔で楽しい方である。
お許しをいただいたので、ご主人、さんのチャーミングなエピソードをひとつご紹介したい。

去年1月に放送されたTBS『ある日突然…家族が認知症になった… 密着365日!』の取材で司会の徳光さんが、家を訪れた時のこと。
ご夫妻はコーヒーがお好きで、さんが豆を挽いてコーヒーを点てられるということから、徳光さんがさんにコーヒーを所望された。

ところが、出されたコーヒーはちょっとした手違いでとても薄かった。

一口飲んだ徳光さんが、思わず、

 「薄いですね。」

それを受けたさんは、

 「うちはアメリカンなんです。」

とすまして、答えたという。

この切り替えしの素晴らしさに徳光さんも脱帽。

それにしても、咄嗟の問いに、なんと上出来な答え!!

子さんによれば、

徳光さんのコーヒーが薄くなったのは、豆を挽いた主人でなく、それに見あった量のお湯を淹れなかった私の失敗でした。
上がってたんですね。
普段は二人とも濃いのが好きで、アメリカンなんて一度も淹れたことなかったですから、確かに上出来でした!


同じ病気の仲間 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
思い出作り
こういうエピソードは嬉しいですね。
映像も残っているわけですから、なおさらですね。

そのときそのときできることをしていくことでできる思い出は宝物です。
家族のみなさんでのお出かけは、ひとつひとつが輝いています。
思い出がたくさんあることが、将来大きな力になってくれるでしょう。

支えあう家族の皆さんがいらっしゃる。
なにものにもかえがたいですね。
羨ましいと思っている方も多いことでしょう。
こんにちは、
夫が病気になったおかげでたくさんの素敵な方たちと知り合うことができました。
一緒に楽しい時間も過ごさせていただいています。

みなさん、それぞれに魅力的で、元気な時にお会いしていたらまた、もっと違った時間も過ごせたかな~、なんて、かなわぬことを思ってしまうこともあります。

いずれにしても巡り会えた幸運を大切によい時間を過ごしたいと思います。

管理者のみに表示