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音楽の魔法

2010/12/09 Thu 10:55

夫は音楽が大好き。
言葉は出なくなったけれど、メロディーはどんどん出る。

若い頃はクラッシック音楽を聞いていた。
結婚した時、雑誌『レコード芸術』を山のように運び込み、雑誌なんて読んだら捨てるもの、と思っていた私を驚かせた。
N饗のコンサートにも毎月通い、LPレコードも2~300枚。
今、主を失ったレコードたちは活躍の場もないまま埃をかぶっている。

クラッシック音楽だけでなく演歌でも今流行っているような曲でも、何でも来いだ。

夫が音楽好きなおかげで、困難な介護の日々、大いに助けられている。
ショートやデイにも持参して、夫の状態が不穏な時には聞かせていただくようにお願いしている。

うつ状態で動けなくなっていても、音楽をかけると5分、10分後にメロディーを口ずさみ始める。
眉間に皺を寄せ、苦悩の表情でも歌いだせば、少しずつ表情が和らいでいく。

今、我が家のメディアプレイヤーには夫用のファイルがある。
元気が無いときのメドレー、多動で落ち着いてもらう時に聞いてもらう曲、気を紛らわせるための曲、etc.・・・

夫が家に居る時はいつも音楽が流れている。

先日、義兄が「青春のフォークシリーズ」をプレゼントしてくれた。
まさしく夫の学生時代に流行った懐かしい曲々。
CDから流れるメロディーと一緒に夫も歌い始める。
ただ、残念ながら歌詞は出ないので、ハミング。

それでもフレーズごとに、歌詞を横で言ってあげると、そんなに長くなければ、ちゃんと歌うこともできる。
一瞬の記憶力はまだ、健在のようだ。

  君は覚えて、

  いるかしら、

  あの、

  白い、

  ブランコ

歌詞があると声もしっかり出て、とても気持ちよさそうに歌う。
私にとってもこの「フォークソング集」は思い出いっぱいなので、横で付き合うのは苦痛ではない。

ある日、気づいた。

 ふざけすぎた

 季節の後で、

 今春がきて、
 
 君は、

 ♪きれいになったぁ~

 去年よりずっと

 ♪きれいになったぁ~

これは、思い出したと言うのか、覚えたと言うべきなのか。
私が横で歌詞を言わなくても、

「きれいになった。」

 の部分は、いつの間にか歌詞が自ら出るようになっている。

この、夫の歌声には、 

 「どうもありがとう。」

(*^~^*)ゝエヘヘ

と答えることにしている。




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