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朝、デイサービスの車に乗ってくれないのでは??という心配はしても、夕方、デイの車から降りない心配をするなんて思ってもみなかった!!!!!!!!

夕方、デイの職員さんからの電話で夫のお迎えに階下に降りた。
職員さんに助けられ、車から降りた夫が私を見つけでっかい笑顔になる。
これがいつものパターン。

ところが今日は車の外に居るのはデイの職員さんだけ。夫は車の中で座ったまま・・。

職員さんは私を見て、「デイを出る時も立ち上がっていただけなくて、やっと車に乗ってもらえたんです。」
お手上げという感じで私に話す。

「パパ、帰ろう。」
声をかけるけれど、反応なし。

夫は降りる気配もなく、私を見ても表情は動かない・・・。

職員さんが、「近所をもう少し回ってきます。音楽を切って。」

そう、音楽大好きの夫のためにいつも車の中では夫用のメロディが流れている。音楽を中断されることを嫌ってすぐに動かないことがたまにある。

なので、音楽を切ってちょっと時間を置けば、車から降りられるのでは?と職員さんは考えたのだ。
私も同意して、もうしばらく預かっていただくよう、お願いする。

  と、言いつつも、
  「じゃあねぇ~」
  「パパ、帰っちゃうよぉ~」
  と、夫の顔をみて、こっそり脅しをかけてみるも、無反応。

しかたなく、ひとまず退散する事にした。
10分ほどして、デイの車が戻ってきた。

何事もなかったように、

「お帰りなさい♪」夫の手を取る。

夫は私を見ない、返事をしない。

やばい、でも挫けない。
なんと言ってもここはHOME
家まで後は階段を登るだけ。エレベーターだってある。
今までAWAYでどれだけ修羅場をくぐってきたことか!!

もう一度、「帰えろ」、  夫の手を取る、振り払われる。

う~ん、どうしよう。

職員さんもお手上げ、側で私を見守っている。
夫は心地よく一度落ち着いてしまった場所を動くのが億劫になっているらしい。

もちろんこんな時、力ずくで引っ張り出すのは絶対ダメ。
そんなことをしたらますますこじれてしまう。

なんとか本人の意思で車から降りてもらうしかない。

ここで必要なのは、できるだけ単純で夫の心に響く言葉。
職員さんは、娘の名前を出すのがいいと言う。

「ふーちゃんももうすぐ帰ってくるから、お家に帰ろ。」
「いや、いい。」

「ふーちゃんがケーキ焼いて待ってるから、一緒に食べよ。」
「いらない。」

いくつか試したけれど、拒否。今日は娘は効果がないらしい。

作戦を変えて、
「困ったなぁ・・・、 どうしようかなぁ・・・。」そっとつぶやく。
夫の表情が少し動いた。

「ちょっとパパに手伝ってもらいたいことがあるの。」
「いや、難しい。」

「あのね、棚の上のね、パパにしか届かないの、それでね、換気扇が、○△◆#&2*+?>#|’54”$・・・・・・・・・・・・」

辻褄なんて合わなくてもいい、とにかく夫が反応する言葉を探し、夫の力を借りたいという設定を保ちながら話かける。
ゆっくり反応を見ながら10分・・・・

やっと夫の両の手を握ることに成功、車から降ろすことができた。

やれやれ。
車から降りた夫は、あんなに四の五の言っていたのに職員さんに笑顔で別れを告げる。
振り返って手まで振っている。

さっきまでの意固地な態度はいったいなんだったのか・・・?????
いったいどうなってるんだか・・・。

ひとつだけ、いいこと。
それはどんなでまかせを言って連れて帰って来ても、家に着いたらみんな忘れていること。

「ふーちゃんの焼いたバナナケーキはどこ?」
「じゅじゅっと焼いた焼肉は?」

なんて言われることは決してない。

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