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『nobiさん、Aさんってご存知?』

『A・・さん?』

『若年性専門のデイサービスに行ってらしたでしょ?』

『あ~ぁ!!、はい、Aさん、ご一緒でした♪』

『亡くなったの。』

『は?』





黒目がちなくるっとした目の印象的なAさんは、夫を東京の若年性専門の施設に送って行った朝、私に声をかけてくださった。
Aさんもご主人を送って来られ、新顔の私をみつけて話しかけてくださったのだ。

夫は週に一度しか通わなかったけれど、Aさんが取り持って下さって同じ境遇の奥様たちと知り合うことができた。

朝、デイに夫を送った後、しばらく立ち話しをしたり、時にはお茶、またデイの終わる時間まで一日ご一緒してランチやお買い物をしたこともあった。
夫の若年性専門デイサービス通いを辞めさせる決心がなかなかつかなかったのには、デイの送り迎えのこのひと時をを失いたくないという思いもあった。

Aさんもお住まいがデイから遠く、朝、夕の送り迎えは一時間かかると伺い、『同じだ』と私は心を強くした。
朝送って来てご自宅に戻られ家事をして、また夕方ご主人をお迎えに来ておられた。
お向かいに住むご主人の高齢なお父様も看ておられた。
時々かわいいお孫さんと一緒で、

『今日は一日子守なのよ。』と笑っておられた。

文字通り、八面六臂の大活躍。

聡明な彼女のアドバイスはいつも適格で私たちの気持ちを和らげた。
彼女は強く賢く、そして優しい女性だった。

病状の進むご主人のエピソードを語る時も、彼女の持ち前のユーモアで仲間たちの笑いを誘った。
ちょっといたずらっぽく動く彼女の瞳、明るい笑顔を忘れない。



突然の病に倒れ、ご主人を残して逝かれる無念さ、残されたご家族のお嘆き、いかばかりかとお察し致します。
ご冥福をただ、ただお祈りするばかりです。

20091225090916.jpg


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