天使のパパ

2009/12/11 Fri 09:12

真夜中、夫が起き出す。
眠い。何時か確かめるのも面倒くさい。

でも・・・う~ん、どうもこの様子は・・大きい方らしい。
ここのところ、夫のトイレリズムは夜中の2時、3時。

しかたなく、トイレに連れて行って、世話をする。
彼も寝ぼけているので、なかなか思うようには動いてくれない。

 なんで夜中かな~・・・、朝まで待てないかな~・・ブツブツ


手が冷たい、と振り払われて、私ははっきりと目が覚めてしまう。

 なんで真夜中にあなたのお尻を拭かなくちゃならないわけ??
 せっかくきれいにしてあげようとしてるのに、手まで振り払われて。
 こんなにしなきゃならないほど、あなたに何かしてもらったっけ??
 ブツブツ・・・天使も限界だわ・・


・・・・と、思い出した。

子供たちが幼稚園から小学校時代、一緒に子育てをしていた友人達と久しぶりにおしゃべりした時、

ひとりの友人が、

「そう言えば、お宅のパパは『天使のパパ』って言われてたんじゃなかった?」

そう!!すっかり忘れていたけれど、確かにそんな風に友人達の間で言われていた。

仕事で忙しい年代だったのに、休日は子供達と公園で遊び、家事も手伝ってくれた。
あれもこれもしてくれて、あれもこれも許してくれた。

「いいわねぇ~。天使のパパね。」という事で、そう呼ばれることになった。


他の奥様が、
○○さんのご主人はあれもこれもしてくれるんですってよ。それにひきかえ・・・」とご主人を責めるので、

そのご主人に
○○さん、あんまりやりすぎないでくださいよ。頼みますよ。」
とバス亭で言われたと笑いながら帰って来たことがあったっけ。



日曜日、娘を夫に任せてマンションのコートで友人たちとテニスをしていた。
突然の雨。
大急ぎでネットを片付けているところへ夫が傘を持ってやってきた。
傘のお迎えが来たのは私だけ。
みんなは走って帰った。



翌朝一番の飛行機で出張というのに、仕事が片付かなくて

『終電になると思うから寝ていて。』

と会社から電話をかけてきた。
結局地元駅までの終電を逃し、2つ先のターミナル駅から歩いて帰って来た。

『なんで、電話してくれないのぉ~。車で向かえに行ったでしょぉ~!!!』

夜中の2時近くに帰ってきた夫を私は責めた。

『だって、起こしたらいけないと思って・・・。』

『あなた帰って来ないのに、寝てるわけないでしょ!!がみがみ』

まだ携帯なんて無い時代。
心配してずっと待っていた私はその心配を怒りに変えて夫にぶつけた。

『・・・ごめんなさい・・。』

数時間後、夫が無事に戻って安心して眠りこける私を残して、夫は朝一便で出かけて行った。



そう、確かに『天使のパパ』だったね。

でも、天使は、  天使なら約束守らなくちゃ・・・。
約束したじゃない、

ずっと・・・ ずぅ~っと・・・


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