多目的トイレマップ

2009/11/14 Sat 20:45

前に多機能トイレマップの登録について、自分たちの仕事かもしれないと書いた。
それではと調べてみると登録できるサイトがいくつかみつかった。

Check A Toilet みんなで作るユニバーサルトイレマップ

みんなで作ろう!多目的トイレマップ




しかし、調べて行くうちに、一口に身障者トイレと言ってもいろんな設備、タイプそして必要性があることを知った。
私は、夫が認知症になりトイレ介助が必要となるまで、身障者用のトイレというものを使ったことがなかった。
ostomate.gif
これはオストメイト仕様のトイレマーク
身障者用のトイレの設備にモップを洗うような深く大きなシンクがある。これはオストメイトと呼ばれる、臓器に機能障害を負い、腹部に排泄のための人工的な孔(ストーマ)を造設した人に必要な設備だということを今回学んだ。国内には約20万~30万人のオストメイトがいると言われてるそうだ。
この設備もせっかく設置されていながら必要な条件を満たしていないために『使えない、使いにくい』場所が少なくないという。

障害を持った人に必要な設備というのは単に『あればいい』という訳ではない。
きちっと使える形でなければ意味がないのだ。

そして一口に『障害を持った人』と言ってもその障害の形はさまざまでそれぞれに必要条件が違ってくる。

ところが、近頃、ユニバーサルデザインと言って、子供からお年寄り、健常者から障害者、性別を問わず誰でもが使えるデザインが推奨されているらしい。
果たしてそんな万能のデザインがあるのだろうか・・・。

たとえば、車椅子の人にとって便器サイドの手すりは必要な装置。
でも夫はそれがあることで、こしかけることを躊躇してしまう。

何も不自由のない健康な人にとってのユニバーサルデザインは存在するかもしれない。
でも障害を持った人たちにとってのユニバーサルデザインというのは難しいのではないだろうか。

そしてやはり『多目的トイレ』とか『多機能トイレ』『みんなのトイレ』というネーミングはちょっと違うと思う。
この設備がどうしても必要な人たちの『優先トイレ』でなくてはならない。

今のところ私と夫に必要なのは、当事者と介護者が二人で入ることのできる個室。もし、当事者と介護者が同性ならば、例えば私と母となら最近デパートなどに見られる、母子用の大きな個室でも、使える。

いざとなれば夫の手を引いて、
『ごめんなさ~い、障害者なんです~』と一般トイレに駆け込むこともできる。

せっかく多額の費用をかけて作られたトイレたち、必要な人が必要な時にすぐに使える設備であってほしい。


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