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2009/05/21 Thu 07:57

父が終日留守にするというので、母と実家で一日過ごした。
母も夫と同じ頃に認知症を発症し、現在要介護3、ひとりでは家に置いておけなくなっている。
夫のデイサービスの送りは息子、迎えは娘。おばあちゃまの為に子供たちも協力してくれる。

私が行くと、母は
「きゃぁ~嬉しい。」と子供のように喜んでくれる。

実家ではいつもまずはゆっくりお風呂に入って母の背中を流す。
母は病気になってから益々明るく陽気になって一日中何か話している。
凄いと思うのは、すべてプラスの言葉なこと。

お風呂に入っていても、
まずは「ありがとう。」から始まって、
「なんていい気持ちなんでしょう。」
「きれいね~。」
「暖かいわ~。」
「嬉しいことね~。」
「ほんとにあなたはなんでも上手ね~。」
とずっと感謝と私への褒め言葉でお風呂場を埋め尽くす。

これは一緒に居る間ずっと続く。
「ほんとに貴方は美人だわね~。」
「まあ、この△%#&の良く似合うこと。」
「お料理も上手だし。」
「なんでもできるのね~。」
「あなたが居てくれるとほんとに安心だわ。」

最近は慣れたので、どれだけ褒められてもすまして、
「そうなのよ、ありがと。」と答える。

家の中に居る時はこれでいいけれど、外へ出た時はちょっと恥ずかしい。
例えばデパートの洗面所などで、鏡に映った私に、
「ほんとにnobiちゃんは美人でかわいいわね~。」
と言ってくれると、聞いていた他所の人がどんなにきれいでかわいいnobiちゃんなのかしらと、こっそりこちらを見てくれる。
美人でかわいいnobiちゃんとしては、その視線ににっこり笑顔をお返しする以外に術もなく・・・ちょっと とほほ・・ な気分になる。


今日はそんな母と一日ふたりでゆっくり過ごした。
帰りが遅くなったので、バス停まで父と母が送ってくれた。
バスが来て私がステップに上がると母も後から続こうとして父に止められた。
「またすぐ来るからね。」と前の座席に座り母を見下ろして笑顔で手を振った。
私を見返した母は不思議そうな顔をしていた。
私が母を置いてひとりで行くことが納得できない、どうして・・?という表情をしていた。

帰り道、母を想って涙が止まらなかった。
せっかくの美人が台無しだょ~~




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