50分間の抵抗

2009/05/11 Mon 12:11

今朝、夫は1泊2日のショートステイに出かける予定だった。
先月、初めてのショートステイはは2泊3日。2週間前に1泊2日、そして今日が3回目のショートステイだった。

朝9時半、迎えのスタッフさん二人と大きなマイクロバスが到着。
マイクロバスを見て夫は一歩下る・・・。
スタッフさんがにこやかに挨拶をして「さあどうぞ」とドアを開けると、

「いやだ・・・」

  ん?!

スタッフさんたちも一瞬目が泳ぐけれどそこはプロ。
動ぜず、「さあ、こちらへ。」

夫は動かない。

もう一度、何故今日ショートステイに行ってもらうのかを話すと夫はうなずいて車に乗り込もうと足を架けた。
片足をステップに、もう片足、というところで体を伸ばしたままだったので、車とドアの間に体を伸ばして立つ形になってしまった。

そして、それから50分、夫は身を硬くして車にしがみついたまま動こうとしなかった。誰のどんな言葉にも耳を傾けようとはしなかった・・・。

今日は無理と、「お家に帰ろう。」と言っても返事をしない。
「他の方たちもお迎えに行かなくちゃならないだろうから降りよう。」

「そんなの知るか。」

「え~!!?? こんなボキャブラリーも持っていたのかぁ~」
なんて、驚いてる場合でもなく・・・。

スタッフさんたちもいろいろ話しかけたり歌を歌ってなごませたり、あの手この手とトライしてみるもまったく動かない。
通り過ぎる人たちが好奇の目で見て行く。
マンションの管理人さんもお掃除スタッフもみんな心配そうに見ている。
娘に応援を頼んだけれども娘を見ようともしない。返事もしない。

また新たな発見。
「こんな強情な人だったんだぁ~」
なんて感心!?しながらも、なだめたりすかしたり、兎に角今日はおうちに帰ろうと「天使の声」で言っても応えはない。

もう、妻も娘も信用できないようなので、じゃあ、といつものデイサービスの職員さんに駆けつけてもらい、職員さんの顔を見てやっと力が緩んだ。
この時すでに50分経過。

それでもよっぽどの力でしがみついていたのだろう、本人も降りようという意思はあるのに、体がうまく動かず、着地まで暫く時間がかかった。

そして、

夫は機嫌よく笑顔でいつものデイサービスへと出かけて行った。

ショートステイの職員さんたちは
「これに懲りずにまたご利用をお待ちしています。」
と言ってくださったけれど、当分は無理な気がする。

きょうの出来事をどう解釈して次回に臨めばいいのか・・・・
いろいろ思うことはあるけれど、まずはケアマネさんに連絡しなくては。

娘の

「がっかりだわ・・。」

という言葉が胸に痛い。



デイサービス・ショートステイ | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
こんばんは。
難しいですね。
今日は診察日でした。見知った家族が何組かいらっしゃってミニミニ家族会のようでした。
妻は前の抗うつ剤を変えてもらいました。
今度は効果を期待したいのですが・・・。
15日~17日は、全国若年認知症交流会で富山の田舎に行ってきました。(私の携帯が繋がらないような所)
夫婦でとても楽しんできました。
こんばんは。
ショートステイを拒否されたのはショックです。
「嬉しいところではないな。」とは言っていたのですが、それでも実家の母を看に行くためには夫にお留守番をして欲しかったのです。
遊びに行くのなら夫連れでもなんとかなりますが、母の寝具や夏物の入れ替え洗濯などの仕事を考えると一日では足りず、1泊で行きたかったのですが・・・。
富山で楽しい時間を過ごされたとの事、よかったですね~♪
明日は私たちも同じお仲間たちとさがみ野散策に出かけます。
晴れますように☆

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