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眼鏡

2009/02/15 Sun 07:40

夫は近視で若い時から眼鏡をかけていた。
若年性認知症と診断を受ける少し前から老眼がはいって近くを見るときは眼鏡をはずすようになった。
外出時は眼鏡を着けていたが、ここ数年は眼鏡を着ける習慣を忘れてしまった。

週末のお散歩の時、久しぶりに眼鏡を着けて出かけた。たぶん一年ぶりくらい。
歩き始めて10分ほどで、夫の歩みが遅くなった。
いつもと違う道を歩いているので、不安なのかなと思って慣れた道へ戻ったが、やはり歩く速度は遅く眉間に皺もよってきた。

いろいろ話しかけて原因を探ってみるけれど、わからない。
最寄の駅でトイレにも行った。お水も買った。公園で休んでドーナツも食べた。
娘と原因を考える。いつもと何が違うんだろう?
娘と私と3人で出かける週末のお散歩は大好きなはずなのに・・・。

いつもと違うのは眼鏡!!
もしかしたら、いろんな物が見えすぎて情報を処理できないのかもしれない。
そう思って夫を見ると、いつもよりキョロキョロ周りを見ているような気がする。
なんと言って眼鏡をはずしてもらおうか・・考える。
眉間に皺が寄っている時の夫は扱いが難しい。

だんだん日が暮れてきた。
周りが薄暗くなって夫は落ち着いてきた。
余計な物を見る必要がなくなったのだろう。
目標の一万歩を刻んで家路に着いた。

景色がよく見えるようにとか、たまにはいつもと違った道や景色を、と思うのは健康な人が感じることのようだ。
認知症の夫にはいつもの通りが一番楽しいお散歩道なのだ。
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