そしてパンツ!

2014/05/22 Thu 11:28

夫の特養からは毎月ニュースレターが送られてくる。
施設の活動スケジュールや報告、家族会の便り、ケア計画表、領収書、A4の封筒にどっさりやって来る。
面会禁止期間中に届いたその中に、夫を担当して下さる職員さからのメッセージが入っていた。

『・・・・・次回お越しの時にパンツをご用意いただけますでしょうか。』

 パンツ!!

パンツって、トランクスとかブリーフとか、いわゆる下着だろうか。
それともズボン?
夏用の涼しげなズボンがそろそろ必要な時期ではある。

悩んでもしかたないので、すぐに施設に電話をしたけれど、担当の職員さんは夜勤明けということで捕まらなかった。
代わりに答えて下さったケアマネさんは
『下着のことだと思います。できるだけ紙おむつを使わないで、というのが施設の方針なので。』

 ~なんということでしょう~♪

夫が一人では用が足せなくなり悩んで悩んで、
     迷って迷って、
        躊躇しながらも
リハビリパンツ(我が家では安心パンツと呼んでいた。)を使い始めて4年近くが経つ。
夫のパンツが箪笥から消えて久しい。
もう夫には用の無いものと思っていた。

それなのに、夫が再び~パンツ~を着用する日が来るなんて!!
なんと嬉しいことだろう。

もちろんパッドは当てるということだけれど、それでもゴアゴアな紙パンツよりもずっと心地良いに違いない。
肌の弱い夫にとって綿の下着は安心だ。

早速下着売り場に出かけた私は沢山のパンツを前にはたと立ち止まった。
そこにはいろんな素材、デザインのパンツが並んでいた。

素材は化繊でなく綿。
形は?
とりあえず、パッドを付けるならブリーフ型がいいかなと2枚組をひとつ。
やわらかなジャージ素材のボクサーブリーフというのがあったので、これも2枚組を。
でもずっと車椅子に座っているわけだから緩い方が楽かもしれない、と、トランクス型も。

担当職員さんと一月ぶりに会って、開口一番

『○○さん!!パンツ!!』

久しぶりのご挨拶もそこそこにパンツの相談。
そして、ブリーフ型がいいだろうと。

残りのボクサーとトランクス?
大丈夫、我が家には息子も居る。

かくして息子はにわかパンツ大臣になったのでした。
(^^)





認知症家族の思い | コメント(11) | トラックバック(0)
 | HOME | Next »