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歌を忘れた

2013/01/27 Sun 08:03

朝から夫の表情が固い。

シャツの片袖に手を通す。
もう片方と思うけれど、手を縮めてしまい、うまく着ることができない。
声をかけながら夫の体をほぐしてなんとか着替え終了。
朝食も立ったままトーストをかじった。
お茶を飲ませようと口元へ持って行ったカップを手で払われる。
夫の表情は動かない。もちろん笑顔もない。
メマリー服用前に戻った感じ。
なんだかやな予感。

ショートのお迎えまで30分以上両手を握って向き合いご機嫌を取る。
夫につきっきり、久しぶりだ。
前はこんなこと毎日だった。
お迎えが来た時にちゃんと椅子から立ち上がれるのか、玄関まで誘導できるのか、靴を履いてくれるのか・・。
毎朝夫の顔色を見ながらドキドキお迎えを待っていた。

音楽!!
そうだ、こんな時には夫のお気に入りのメロディーを流して夫を懐柔するのが常だった。
そう言えばもうずいぶんこの手を使わずに夫の操縦ができていた。
夫の歌声も聞いていない気がする。歌声と言ってもハミングだけれど。

PCの前に夫の手を引いて行き、お気に入りのCDを流す。
3曲目になっても夫の声が出て来ない。
忘れてしまったのだろうか。
このCDは夫が病気になってからのお気に入り。
じゃあ、「青春のポップシリーズ」はどうだろう?
懐かしい曲が流れるけれど、とうとう夫は歌わなかった。
曲に合わせて私と握った手は動かしたけれど、それは私の手に合わせただけかもしれない。

そうこうする内にショートステイのお迎えが到着、無事に送り出したけど、なんだかどっと疲れた。

認知症の症状の変化はある日突然来る。
さて、どうなる?
一時的なことであるように祈るしか出来ることはない・・・。


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