小さな幸せ

2012/01/26 Thu 20:21

中々ブログを更新できない。
下書きの中にはいっぱい書きかけがあるのだけれど、書き上げてアップするまでには至らず、しまったまま。

これは最近の夫に笑顔があって、センセーショナルな事件を起こさないせいかなと思う。
夏以来、新薬メマリーのおかげで夫の症状は落ち着いている。
この効果については夏からいろいろ報告をした。
未だ夫はメマリーを10mgだけ服用している。
本来は少しづつ増やして20mgまで飲めるようだけれど、5mgで始めてすぐ、夫には大きな変化があった。
5mgをひと月、その後10mgに増やしたけれど、最初に飲み始めた時以上の変化はなかったので、主治医と相談の上ずっと10mgを継続している。

2回ほど、15mgを試してはみたのだけれど、うとうと眠そうにしている時間が増えてしまった。
朝、デイサービスに出かける前にうとうとされては困る。
夕飯の途中にうとうとされても困る。
そんな訳で、また10mgに戻した。
そしてメマリー開始以来5ヶ月、夫は朝、目を覚まし、私の顔を見つけて微笑む。
微笑むまでは行かなくとも、表情が和らぐ。
和らがないまでも、表情が動く。
声をかければ返事もする。
去年の夏前とは大きな違いだ。


顔を覗き込んだら、夫が笑った。
手を取ったら笑った。
ほっぺをつっついたら笑った。

夫の世話、操縦に時間も手もかかるのは同じだけれど、しかめっ面だったり、無表情だったりするよりちょっと笑顔で居てくれる方がはるかに負担が軽くなる。

座っている夫にズボンを履かせようと、
『はい、足上げてください。』
と片方の足をとんとんとたたく。

前ならば、夫の足は上がらず、へたをするとズボンを滑り込ませようとする私の手をしっかりと踏みつける。
あるいは、蹴られる。
何かしなければ、と思ってくれるのだろうけど、どうしていいのかわからず、力が入ってしまうのだ。

でも、今はそっと足が上がる。
時には椅子に座ったまま両方の足が一度にぴょん!!と上がって私を笑わせる。
私が笑うと夫も笑う。
小さなことだけれど、どれだけ仕事が楽になることか、経験した方にはわかってもらえると思う。
こんな小さな幸せに毎日出会う。



でも、



でもね、



もう、こんなチマチマした幸せには飽き飽きしたの。
こんなの性に合わない!!

でっかい幸せ、どんと来い!!

抜け・・・・・出したい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、


認知症家族の思い | コメント(1) | トラックバック(0)
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