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峠を越えたのかもしれない

2011/11/23 Wed 14:49

若年期認知症の会に行って来た。
ずいぶん久しぶり。
前回は春だっただろうか、特養の申し込みを迷っていることを話した記憶がある。
あの頃の夫は反応が薄く、呼びかけても返事が無いこともしばしば。
朝、目を覚ましても起き上がるまでに30分もかかり、デイに出かける20分前には立ち上がらせる準備をし、首尾よく立ち上がったら椅子をテーブルに入れてお迎えが来るまでずっと立っていてもらう日々だった。
笑顔も少なく、眉間に皺を寄せ難しい顔をしてただじっと座っていることが多かった。
いつ、特養の申し込みを書こう、何処の施設への申し込みをしよう、毎日考えていた。

そして、今度の家族会では新薬メマリーのおかげで、笑顔が出るようになったこと。
時々自発的な言葉も出て、動きもちょっと良くなったことを報告できた。

会では皆さんが抱えるホットな難題が次々に語られた。
みんなそれぞれ違っていて、何と言葉をかけたらいいのかわからない。
私も同じ・・・同じような経験をした。
でも、解決策はそれぞれ違う気がする。
安易な事は言えない。
若年ゆえの苦しみ、悩み。
理解、共有できる。
でも、

家族の会へ行くといつも言葉がみつからない。
何か、安心できるような、心が落ち着くような、何か、何か、
言葉を探すけれど、  みつからない。

『うん、うん、そうですよね。 そうでした、私も。』

話を聞いて相槌を打つだけ。

ふっと思った。
若年性アルツハイマーと診断を受けて丸7年。
いろんな事があった。
なんだか夫の様子がおかしい、そう感じたのは診断の2年ほど前。
そう、思うともう、ずいぶん長い間夫の病気と付き合って来た。

もしかしたら、私は、
私と夫、
私達家族は峠をひとつ越えたのかもしれない。

病気が始まって以来、その時々に認知症の周辺症状と思われる夫の奇異な行動に悩み苦しめられた。
家族の会で訴えられるたいていの症状は大なり小なり夫にも現れ、私も体験した。

そう、『した。』 のだ。

もちろん、まだこれから何が起こるかわからない。
また新たな峠が私達の前に突然立ちはだかるかもしれない。
でも、今夫の笑顔を見ていると、彼はこのまま静かに年を重ねて行くのではないかと思える。

いずれにしても、次の峠までしばらくは平坦な道を歩いて行けそうな気がしている。




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