特別養護老人ホームに入所

2013/12/31 Tue 10:51

12月25日、クリスマスの日に夫は正式に特別養護老人ホームに入所することとなった。
実際には書類を交わした日が25日というだけなので、夫の身にはなんの変化もない。
個室をちょっと移動したかもしれないけれど、同じフロアーだし、間取りも同じ、きっと彼は自分の身分が変ったこと、気づいていない。
会いに行って話しかけると絶妙のタイミングで笑ってくれる。
『今の笑いどころ、ほんとにわかったの?パパすごいね~。』
と、また笑ってくれる。機嫌は上々。
ショートステイに出かけたまますでにひと月近く、夫が居ない我が家も変わりはない。
意気地なしの私は最後の夜も最後の朝も回避したので、大きな心の動揺もなく入所の日を迎えた。

・・・はずだったのだけれど、

  ・・・どうしたことか、喪失感に襲われている。

夫の診断以来、いろんな重圧感じて来た。
何度も落ち込んでうずくまっては立ち上がって来た。
時間が大きな助けになることを学んだ。
少しじっとしていればまた元気になる。
大丈夫。


夫の在宅介護の間、たくさんの方々にお世話になった。
今年のうちにお礼とご挨拶をと思いつつ、今日はもう今年最後の日。
個々には年が明けてからご挨拶させていただくとして、

ブログを読んで下さったみなさま、ありがとうございました。
来年は私にとってまた新たな形の介護が始まります。
よろしかったらまたお付き合い下さいませ。
新しい年が平和で穏やかでありますように☆☆☆☆☆



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夫は現在3箇所のデイサービスを利用している。
介護認定を受け → 2008年3月にデイサービスに通い始めた

ここは大きな施設でジムがあったり映画室があったり、ドリンクカウンターでは家族の了解があればビールもでるという、パンフレットを見て息子が『俺が行きたい!!』と言うようなところだった。
でも夫は数ヶ月で行くのを渋るようになり、ある日、
 → 『行かなくちゃいけないんでしょ?』と出かけに言い、その日を最後に辞めることにした。
その一月程前に民家を利用した小規模なデイサービスに通い始めていたので、そちらの方が気に入ったのだろうと思った。
当時、この小規模な施設に通う日数を増やしたかったのだか、そのデイサービスに空きは無く断念、新しくできた同じ経営、同じ理念のデイサービスに通わせてもらうことになった。
この二つはアットホームでずっと今まで通い続けて来た。
どちらか一箇所にまとめるチャンスもあったけれど、私としては、毎日同じよりも時々違った場所の方が刺激になるんじゃないかとそのまま通いとおした。

この他2008年の2月からちょうど一年間、東京にある若年性専門のデイサービスにも通った。
初めのうちは『皆さん、とっても親切なんですよ。』と言っていた夫だったが、だんだん活動についていけなくなり、家族としては複雑な思いもあったけれど、本人の気持ちを一番として、通うことをあきらめた。
 → デイサービスをあきらめる顛末

今一番多い日数観てもらっているのは → 認知症専門のデイサービス

そして、
今月いっぱいでほぼ4年近く通い続けた小規模のデイサービスを卒業させていただこうと思う。
この4年の間、夫の病状は確実に進み大なり小なりの周辺症状も出た。
扱いの難しい時もあったけれどいつも笑顔で応対してもらった。
夫がデイサービスに行くことで『夫が安全に時を過ごし、しかも私の隣に居ない』という魔法のような時を過ごすことができた。
ほんとうに有難く感謝している。

元気な時は変化も良い刺激だったかもしれない。
でももう、そろそろ夫には穏やかで変わりのない時間が必要になって来ているように感じる。
そうなると、やはり、認知症専門のデイサービスは夫のためにも、家族のためにも安心できる場所だと思える。

朝、夕に顔を合わせ、夫を挟んで会話を交わした職員さんたちと会えなくなるのは寂しいけれど、右も左も上も下も難しくなった夫のためには良いことなのだと思う。

我が家のリビングには3年前、デイサービスで還暦のお誕生会をしてもらった時の夫の写真、
バースデイケーキを前にすっごい笑顔の夫の写真が飾ってある。



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介護保険

2011/11/08 Tue 08:57

夕方仕事から戻るとポストにケアマネさんからの手紙と、新しく作り直された10月分の介護サービス利用票が入っていた。

要約すると、

【10月に利用した○○○ショートステイ先より連絡があり、若年性認知症受入れ加算があるのを今までは気づかなかったので、今回請求分(10月分)より加算をつけた結果、10月分は8631円の自費負担が出た。】

という事のよう。

8631円の自費負担。
それを出さないためにケアマネさんと相談してサービス利用計画を立てていたのではなかっただろうか。
それを、加算を忘れていたので、加えたら自費になりました、って、あ~そうですか、と受け入れていいのだろうか。
なんかおかしいぞ。
だって、加算がある事があらかじめわかっていたら、ちゃんと計算して、自費を出さないようにコントロールすることは全く簡単なことだった。
ほんの一週間前に連絡をくれれば、サービス内に納めることができたのに。

メニューに800円と書いてあった料理を頼み、食べた後で、サービス料の提示を忘れていたので、実は8000円でしたと言われたみたいなもの?
もう、食べちゃったし・・・

夫は現在要介護5なので、35830単位を上限に公費の援助を受けて介護サービスを利用できる。
上限単位内の利用であれば、かかった費用の10%を負担すればいい。
この単位を超えてサービスを利用すると自費で払わなければならない。

例えば、あるデイサービスへ一日行くと、

認知症通所介護     1384
認知症通所介護入浴介護加算    50

計 1434 単位になる。

夫の上限単位は 35830なので、もし、このデイサービスに毎日通うと、
25回、月に25日、介護費の10%負担で通うことができる。
その他に食事代は全額自己負担。一日800円くらい。

もし、上限を超えて利用すると、超えた単位に『単位単価』というのを掛けて、実費の計算をする。
この単位単価は施設によってちょっとだけ異なる。
だいたい、利用した単位の10~11倍くらいが自己負担費用になる。
今回は826単位オーバーしたので、単位係数をかけて、自己負担額、8631円になった。

夫と過ごす時間、できるだけ穏やかに天使の対応をするためにはデイサービス、ショートステイの存在は欠かせない。
ほんとうに有難く利用させてもらっている。
ケアマネさんもサービスを最大限利用できるように、細かく対応、計算して利用票を作ってくれる。

 でも、 

この突然の『加算を忘れていた』ケース、
なんだか納得できない。

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追記、

『加算を忘れていた』のはうちのケアマネでなくて、施設の事務方なのです。
前回6月に利用した時には若年加算はついていませんでした。
なので、前回利用時と同じ単位で利用計画をした、ところが、突然施設側から加算を知らされたという訳です。




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ひどいことになったもんだ

2010/10/13 Wed 13:38

「ひどいことになったもんだ・・・」

夫の声で目が覚めた。
しまった、寝過ごした。

辺りに漂う、いや、立ち込めるこの臭い・・・

 やっちまったぜ。

飛び起きた。

家の中を歩き回っている夫を確保。
トイレの床いっぱいに大型犬用ペットシートを敷き、その上に立ってもらう。

状況はかなり厳しく、今までに例を見ない惨状。



なんとか夫をシャワーに入れ、着替えをさせてから布団の始末。

幸い昨夜というか、夜中に起きた時にちゃんと正しい位置に寝かせたので、布団の被害は最小限・・・・
と思ったら、悲しいことにペットシーツがずれていた。
(><)
次回はガムテープできっちり抑えよう。

ベッドパッド、シーツ、ズボンは廃棄処分かなと思ったけれど、発見が早かったのか、洗濯機で回したら、きれいになった。
洗濯機、洗剤、漂白剤、グッジョブ!!


昨夜、3時前に夫は目を覚ました。
トイレに連れて行ったけれど、介助拒否。
3回仕切りなおして、成功した。

夫はその後、すぐにまた眠ったけれど、私は目が冴えて、一時間ほどPCで遊んでしまった。
そして、6時の目覚ましの音を遠くで聞いた。
ちゃんと起きていたら回避できたのか・・・。

今回実は気になっていることがひとつ。
今までの夫の失敗は自分で便意を感じて起き上がり、どうしたらよいのかうろうろしているうちに、というパターンだった。
でも、今回どうも夫の状態、現場の検証から鑑みるに、夫は横になった状態自分でも意識のないまま失敗をしたように思える。
避けられなかったかも・・。
そして、もしかしたら病気の進行も・・。


ショートステイの度に起こるこの騒ぎ。
どうしたものだろう。

ショートステイから返ってきたメモには4泊5日の間に排便があったのは、最終日の午前に少しだけとある。
リズムよく排泄できるかどうかは快適に一日過ごせるかどうかに大きく係わる。

「お通じのなかった日の夜にはマグラックスを飲ませてください。」と
お願いしてあるのだけれど、一回分のマグラックスしか使われてない。

次回はこの点をしっかり確認しよう。



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9月最初のショートステイ、夫は風邪をひいて帰ってきた。
職員さんに送られてきた夫は鼻水をたらし、コンコンと咳をしながら階段を登ってきた。

家に入り落ち着いてから熱を測ったけれども平熱。
機嫌も悪くない。
穏やかな表情をしている。
ちょっとつついて、おどけると笑顔も出る。
久しぶりに家に戻ったことがわかるのか、家族の会話やTVの音にも反応してとんちんかんながら、返事をしている。

ショートステイ先からのメモには風邪のことは何も書かれていない。
たいしたこともなさそうなので、様子をみることにした。

翌朝、熱はないけれど咳が止まらない。
どうしようか・・・迷ったけれど、私も一日家に居られる日だったので、デイサービスは休むことにした。
普通のお家を使ったアットホームなデイサービスなので、狭いスペースで一日過ごす。
もし、他のお年寄りにうつしてしまっては申し訳ない。

そして次の日の朝、お迎えの前にデイから夫の様子を確認する電話をもらった。
熱はない。咳も鼻水もだいぶよくなった。
今日は打ち合わせで出かけなくてはならないけれど、娘が家に居るはずなので、デイで調子が悪くなるようなら、電話をしていただくということで、デイに送り出した。

打ち合わせを終わり昼食、携帯をみるとデイからの不在着信。
今日は娘が家に居ると安心して携帯の確認が遅れてしまった。

娘に電話をすると、夫はもう家に戻っているという。
そのまま真っ直ぐ私も家に戻った。

玄関のドアを開けると、全館冷房。
夫が家に居る時は家中ドアを開け放して歩き回るので、しかたない。
リビングに入ると、ズボンもリハビリパンツも履いていない、ポロシャツだけの夫が居た。

  (━_━)ゝウーム

娘は台所に居てお皿を洗っていた。

「きゃ~ごめん。大変だったね~。」

こっくり肯く娘にありがとね、とお礼を言って夫に服を着せた。

この頃感じる。
夫はもう、自分の娘も息子も認識していないかもしれない・・・。
悲しいね。

DSC004599.jpg

そして、ショートステイから戻って3日目、今日も夫は私の後ろに居る。
風邪、早く直れ~~!!




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