再会

2015/11/09 Mon 11:38


ガラスのイベントの一日、
ブースに立っていると真っ直ぐな視線を感じた。
木曜会でご一緒だったHさん、久しくお会いしていなかったけれど、
やはりご主人様を亡くされたと聞いていた。

お互いに歩み寄って一瞬言葉がみつからない。

友人たちが彼女を心配して、誘い出してくれるという。
まだご主人の話しをすることが出来ずに、家族の会にも出かける気持ちになれない、
そう、彼女は言った。

同じです、私も。

元気にお散歩にご一緒した頃が懐かしい。

どうぞお元気で、またお会いしましょう。

そう言って別れた。

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先週若年性認知症の家族と本人の会のクリスマスランチに参加させてもらった。

毎月2回、木曜日に開催されるこの会には、初回から参加させていただいた。
会立ち上げから4年7ヶ月とのこと、私と夫が参加できたのは最初の2年くらいだったろうか。
夫がバスに乗れなくなり、電車に乗れなくなり、団体行動ができなくなり、
参加をあきらめた。

久しぶりに参加させていただいた会は半分くらいの方が私にとって『初めまして』だった。
ランチを始める前にひとりずつ簡単な自己紹介と今年の漢字を発表することになった。
席順で、私はトップにお話した。

□○△区に住んでいます、nobi と申します。
夫は2004年の秋に診断を受け、もうすぐ特養に入ります。
今年の夏前に階段を昇れなくなり、秋には歩けなくなりました。
診断を受けて丸9年が経ちました。10年目に入ります。
もう少し一緒に暮らしたかったのですが、・・・・・


その時、さっき『初めまして、』のご挨拶をした当事者の方と目が会った。
まっすぐ私を見ていた。

私は、はっと思った。
まだ、まだ、初期の方。
さっき、『初めまして、』の後に彼はご自分の趣味の話をして下さった。
私の質問にも知りたいことにきっちり答えて下さった。
この会で会わなかったら、すぐには当事者とはわからなかったかもしれない。

階段を昇れなくなり、歩けなくなり、施設に入る。
一緒に暮らせない。


彼はこの言葉の意味をしっかり受け止める力が残っているに違いない。
私ったら、なんて考え無しなんだろう、
何も初っ端なからこんな事言わなくてもよかったのに・・・
自己紹介なんて、他にもいくらでも言い様があっただろうに・・

最近家族の会に出ても、つい病状の進んだ仲間と話すことが多くて初期の方のことが頭から抜けていた。
病気が進むことも、できない事が増えることも避けられない現実だけれど、
それをどぉ~んと目の前につきつけることはなかったのに・・。
自己嫌悪、

夫の話は早々に切り上げて、今年の漢字に話を移した。



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私のできること、

2013/02/28 Thu 21:44

ここのところ家族の会を欠席することが多かった。
初期の頃は情報を求めて出来る限り参加した。
家族の会でたくさんの事を学んだ。
病気の諸症状への対応の仕方、新薬や治験の情報、受けられる公的援助、申請の仕方、
みんな家族の会で教えてもらい今日まで来た。
同じ境遇の友人たちと近況を語り『一人じゃない』と強く感じて『またがんばろう』と思えるのが家族の会だった。

家族の会と用事が重なって行けない事も多かったけれど、どうしても抜けられない訳でもなかった。
なんとなく足が向かないこともあった。

なんとなくの理由は分かっている。

それは、
夫の病状が落ち着き、私自身の状況は楽になっているのに、
家族の会へ行くと今まさに病気の渦の最中で苦しんでおられる方と会ってその生々しい声を聞かなければならない。それがつらかった。

自分の大変な時には先輩達の助けがあって、
そのおかげで今日までたどり着いているというのに、
なんと自分勝手な言葉、よく分かっている。
でも自分が通って来たあの道を今まさに歩いている方が目の前に居る、どれだけ大変な道だったのか私は知っている。
なのに、どんな言葉をかけてあげたらいいのか私にはわからない。

何がつらいのか、何を一番困っているのか、それをただ頷いて聞いてあげることが一番の癒しになるのもわかっている。

  でも、その話を聞くのがつらかった。
  やっと通り過ぎた時間がまた自分の中で再現されてしまいそうで。


去年の暮れ、一年数か月ぶりに本人と家族の会に参加した。
夫がまだ元気に歩けた頃、季節のお花見、公園、動物園、あちこちに遊びに行った仲間たち。
懐かしい顔、新しい顔、でもそこには変わらず穏やかでゆっくりとした時間があった。
肩の力が抜けて自分自身の気負いがなくなっていることを感じた。

久しぶりにお会いしたanimaさんに、
『今までは家族の会に参加していろいろ情報を得て来たでしょうけれど、そろそろ伝える番になったんじゃない?』
こんな風に言っていただいた。

そうかもしれない。

励ましたり、慰めたりはあんまり得意ではないけれど、
夫が病気になって集めた情報、集まった情報、
好むと好まざるとにかかわらず、私はいろんな体験をした。
私が持っているこの情報を必要としている人もいるかもしれない。
伝えたい。
そんな風に思っている。



夫と何度か足を運んだ公園の梅が咲いていた。
今年は一緒に行けるだろうか。

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訃報が届いた。
若年性認知症家族の会で知り合い、一緒にお散歩したお仲間。
当時は夫と同じくらいの病状だった。
家が同じ方向だったこともあって、帰り道にいろいろお話をした。
入院されていることは知っていたけれど、まさかこんなに早くお別れすることになるとは。

お散歩しながら奥様とおしゃべりしていると、
『すみませんねぇ~。』
といつも言って下さった。

きっと、この後に『家内がいつもお世話になって、』とか続けたい感じなのかな~と思っていた。
奥様のために、私に一言挨拶がしたいんだろうなって。
優しいご主人だった。

夫が若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けて9年目。
病気にならなければお会い出来なかっただろうたくさんの方とお付き合いが始まった。
でも一緒に楽しく過ごせる時間は短い。

悲しい。
ご冥福をお祈り致します。

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僕は茶々丸。
アビシニアンモルモットの男の子。

世界的な??セラピーアニマルの集いがあったy001021.gifその日
僕は家に居た。
留守番だった・・・。

僕が不参加のうちに世界一が決まったらしい。
この二人・・・?。
lanmime.jpg

何かおかしい。納得できないぞ。
うちのnobiちゃんは
「きゃぁ~、茶々丸くん、おりこーさん。良い子ぉ。」
僕が歩いても、走っても、止まっても、ジャンプしても、牧草食べても、言ってくれる。
これは僕が優秀なセラピーアニマルの証拠だ。

次回は絶対集いに参加してセラピーモルモットの威力を見せてやる!
行っちゃうぞ、ランちゃん、メグちゃん、待ってろよ。

やっぱ、チモシーは美味い。

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<チモシーの袋に侵入して満足の茶々丸くん。>

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