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特養入所

2014/01/16 Thu 10:46

新しい年が明けてあっという間に半月が過ぎてしまった。
夫が特養に入所して時間が出来たら、あれをして、これをして、・・・
いっぱい考えていたけれどまだ何ひとつしていない。

夕方4時に家に居てデイサービスから戻る夫を待つことはなくなった。
けど、ほぼ一日おきに夫の顔を見に施設に出かけ、施設に行かない日は母と父を看に行く。
好きなことだけして暮らせるようになるまではまだまだ時間がかかりそうだ。

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夫は穏やかに過ごしているようにみえる。
彼が内心どう感じているのか、考えているのかわからない。
何かを感じているのかさえわからないけれど、少なくとも眉間に皺はない。
たまに笑顔も出る。

夫は私が一番望んだ施設に受け入れて貰うことができた。
それでも私は帰り道、泣いている。
しょうがない、しばらくは許してもらおう。
これも時間が解決してくれる。はず。
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最後の夜、最後の朝、

2013/12/07 Sat 10:09

特養から正式に夫を受け入れるという連絡を貰った。
健康診断書など、必要な書類が揃った時点で本入所となる。

覚悟はできている。
夫を施設に送る、
    迷いはない。



でも、実はひとつ迷っている。
特養の申込書を送ってから、ずっと頭から離れないことがある。
それは、

夫を送りだす、
最後の夜、最後の朝。

夫を本入所に送り出す最後の夜、最後の朝、
今、こう書いただけで泣きそうな私。

何度も書くけれど、
そんなに夫が好きだったわけでも、大切だったわけでも、彼が居なければ生きて行けないわけでも、全然ない。

彼を介護して来たのは人類愛に基ずく人命救助だった!! 

けれど、

それでも夫が家で過ごす最後の日をどう過ごそう・・・、
 そう考えるだけであふれる涙を止められない。

特別なことをしても、しなくても、
きっと私はずっとぐっちゃぐちゃに泣いているだろう。
自信がある。



現在夫はショートステイ中。
このまま家に戻ることなく、本入所も可能だと言われている。
そうなれば私は『送り出す最後の夜、最後の朝』を迎えなくて済む。
おお泣きしなくて済む。
ショートステイから本入所へなし崩しに移行できればと密かに企んでいた。

でも、正式な受け入れが決まった今、

迷っている。

きちっと最後の夜を過ごさなかったことを後悔する日が来るかもしれない。
簡単にスキップすべきことではないのかもしれない。

    でも、きっと耐えられない。





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笑わないで・・・、

2013/11/26 Tue 09:24

数日前、夫はショートステイから戻って来た。
二人の職員さんに助けられ家の前の14段の階段をなんとか上り切った。

私の顔を見て、夫の表情はふぁ~っと緩み笑顔になった。
期待していなかったので、ちょっと嬉しい驚き。

このところ、ショートから戻った夫に笑顔が出るまでの時間がだんだん長くなっていた。
前回は確か、戻った翌朝、デイのお迎えの職員さんを見た時だった。
一年前には車から降りて私の顔を見て反応してくれたものだった。

でも今回はとっても機嫌がいい。
表情は穏やかで目もしっかり合う。
話しかけると反応もするし、何か言おうとする。
なんだか、いい感じ。

けど、体が動かないのは相変わらず。
実際問題として、私ひとりで彼の世話をすることはできない。
夫と暮らす日はもう秒読み段階。


でも夫の笑顔を見ると決意が鈍る。

 

 笑わないで、

こっそり、思う。

もし、彼の眉間に皺が寄り一日中難しい顔をしていたならば、
ちょうど、2年前のように、私の呼びかけにも応えず、手を振り払ってくれたなら、

もう少し、

   楽に、

     その日を、

       迎えられる、

           の、に・・・・



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戸惑い

2013/11/17 Sun 17:00

夫は歩けない。

夏前に階段の昇り降りが難しくなり、秋になって足元がおぼつかなくなった。
そして、11月、夫はほとんど歩けなくなった。
調子がよければ両側から支えて、よちよちと数歩、足が出る。
でも私ひとりの力ではどうにもならない。

ショートステイ先に会いに行っても娘が一緒ならなんとか立たせて数歩・・・、なんとか、歩く練習もできるけれど、私ひとりの日は向かい合って座り時間を過ごすしかない。

メマリーとアリセプトを半分量にした結果だろうか、夏の終わりから右に傾いていた上半身は今は真っ直ぐになっている。
それでも歩くことはできない・・・・・・。

夫が若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けたのは2004年10月、
あれから、長かったのか短かったのか・・・
いつの間にか10年目に入ってしまった。
そして、今、夫と暮らす日が終わりに近づいているのを感じている。
在宅で夫を看ることに限界を感じている。
夫が在宅の日、娘が居なければ、息子が居なければ、
私ひとりでは夫を寝かせることも、起こすことも出来ない。
夫を清潔に保つことも出来ない。

夫が在宅の日、子供たちにも家に居てもらわなければならない。
夫のために子供たちのスケジュールを縛ること、
夫は望んでいるだろうか・・・・、

私一人の手に余る時、それが在宅での介護の終わる時、ずっと思って来た。
たぶん、今がその時、

言葉では頭ではわかっていても、
それしか方法がないことはわかっていても、ぐずぐずと向き合うことを避けて来た。

だって、

在宅の介護が終わる時、
それは夫が施設に移る時、
もう、家には戻って来ない・・・

ショートステイに送り出すときは1週間か、10日経ったら夫は戻ってくる。
でも入所したら夫はもう戻って来ない、家に帰って来ない。

そんなに夫が大切だったのか、そんなに仲良しだったのか、彼が家から居なくなる事がそんなにつらいことなのか、と聞かれたら、
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。

『亭主丈夫で留守がいい!!』を実践して好き勝手していたのは確かに私。

でも出張で家を空けても、仕事で夜遅くなっても、彼は帰って来た。

もう、帰って来ないなんて、

 そんなこと、

どう、受け入れたらいいのか、

   戸惑っている。





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夏の始まりの頃から夫は家の前の階段を上れなくなった。
デイサービス、ショートステイ、どちらも職員さんが二人がかりで夫の送迎をしてくださる。
そして最近は歩行もたどたどしくなり、立ち上がった直後にはバランスを失って転びそうになる。
家でも娘か息子の力を借りなければ、私だけで夫の世話をすることはできない・・・。
私ひとりでは夫を立ち上がらせることもできなくなった今、

特養の申込書を前にして、
      
    相変わらず、
    
        迷っている。


ショートステイは文字通り短期間の滞在、でも本入所ということになればそこは夫の終の棲家となる。
特養申し込みにあたって、施設に望む条件がいささか変わってくることに気づいた。

諸先輩方のアドバイスでは、まず、

 ・家から近いこと。


夫は現在、月の前半と後半に分けて2ヶ所の特別養護老人ホーム付属のショートステイにお世話になっている。
いずれはどちらかの施設にお世話になることが出来ればいいなと思っていた。

夫のショート滞在中、私のスケジュールはいつもぎっしり詰まっている。
ショートステイ中の夫を訪ねる時間はないので、施設までの距離はあまり関係なかった。
私が走り回っている間、夫が無事に安心な時間を過ごしてくれればいい、家族の会で評判のよい施設に迷わずお願いして来た。
けれど、本入所ということになれば、私は夫の許に通うことになる。
となると、今お世話になっている施設はどちらもお隣の区、車で最低20分はかかる。
さて、この距離は近いのか、遠いのか・・。

そしてもうひとつ、の迷い。
こちらの方が今の私には大きな問題なのだが、
現在ショートでお世話になっているのはどちらも従来型の特別養護老人ホーム。
けど、もしかしたら、ユニット型もいいのかもしれない。

プライバシー。
夫にはもうプライバシーは必要ないかもしれない。
でも訪れる私たち家族は、夫と過ごす限られた空間が欲しいと思う。

7月中旬 momoさんとご主人のホームを訪れた。 

居心地のよいお部屋でご主人は穏やかに過ごされていた。

くだものを剥いて、ご主人の口に運ぶmomoさん。
それをほおばって満足そうなご主人。

去年の今頃お会いした時は、
『きっとまた穏やかな時が来る。』と言う私に、
『私たちには来ない。(キッパリ)』と答えていたことが嘘のよう。

大変な時を超えてたどり着いた二人の時間と空間。

むっちゃ!!うらやましい!!
あれから私の頭の中に『ユニット』という言葉が住みついた。

従来型、ユニット型、どちらがいいのか、
 
  迷っている。


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