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2009年3月、夫は初めてのショートステイを経験した。
その折にショートステイ先宛に書いた夫の様子を読み返してみる。

ちょうどこの一年前、デイサービスに通い始めた頃に比べてできないことが増えていたのがわかる。
増えた項目を書き出してみる。


・箸やスプーンは使えますが、ヨーグルトを箸で食べたりしています。

・薬は、錠剤をパッケージから取り出すことはできますが、手の上に載せたままで口に持っていけません。錠剤を口の中に入れてあげるとしばらく口の中で溶かして飲んでいます。水で一気に流し込むことは出来なくなりました。粉薬はヨーグルトに混ぜています。

・衣類は脱ぐことはできますが、着ることは難しくなりました。介助が必要です。

・洗面は自分ではできません。水を両手で受けてそれを顔に持っていくという動作ができません。また濡れた手をタオルで拭くことが思いつかずに手を振って乾かしたりします。

・歯磨きは歯ブラシを渡せば自分で磨いています。自分から歯磨きをすることはなくなりました。水道の水が音をたてて流れていても気付かずそのまま洗面所を出てきてしまいます。

・お風呂は自分で出来るのは湯船に浸かることだけです。シャワーも使えません。

・髭剃りは電気剃刀を渡すと出来るときもあります。さかさまに剃刀を当てていたり、裏側だったりするので、剃れていない時もあります。

・夜は夕飯後にはすぐ眠くなってしまい、なんとか起こしておいても9時には寝てしまいます。自分で布団を敷くことはできません。布団が敷いてあっても斜めだったり、さかさまだったり、掛け布団の上だったり、枕の位置を示して寝かせます。

・夜が早いので朝は4時頃目が覚めます。家族が起きる6時半頃まで家の中をうろうろと歩きながら待っていてくれます。

・夜中にトイレに起きます。介助しないとトイレの場所を間違えたり、蓋を閉めたままだったりと、失敗することがあります。特にせっぱつまった時などは混乱して介助なしにはできません。

・現在、トイレの使い方がわからなくなってきて、本人も不安なのかトイレに出たり入ったりして長い時間を過ごしています。

・トイレは時間を見計らって連れていきます。あるいは様子を見て、座らせます。自分で後始末ができないので、助けます。外出時は障害者用のトイレを使用しています。

・昨年の秋、アリセプトを10mgに増やした時に鬱症状が出て、ひとりで外へ出てしまい探しに行くということが何回かありました。現在も時々外へひとりで出ようとしますが、靴を隠しておけば裸足で出ていくことはまだないようです。兎に角外へ出さないように家族で気をつけています。

・会話の理解は曖昧です。お風呂にはいるとか、買い物に行くとか単純なことはわかります。複雑なことは理解していないように思います。

・スポーツ観戦が好きでした(特にサッカーが好きで浦和レッズを応援していました)が、先日のWBCの優勝は理解していませんでした。

・病気の診断と前後して肌の乾燥がひどく薬を塗っています。肘、膝、首、足の付け根などが切れることもあります。ひどいときは飲み薬も使います。

・音楽が好きなので、音楽が流れていると音に合わせて手拍子を打ちます。手拍子は音楽がなくても機嫌の好い時は手拍子でリズムを刻んでいます。


そう、この頃の一番の問題はトイレ。
自分ひとりで出来ることもあるし、失敗することもある。
それでもまだ、リハビリパンツ着用なんて考えてもみない頃だった。

夫も失敗を恐れてか、長い時間トイレで過ごしていた。
何度も確かめるようにトイレの水を流した。
トイレに何か流されてはいけないと、いつも気にかけていた。
幸い、水道屋さんを呼ぶような悲劇は起こらなかったけれど、トイレでは夫が運び込んださまざまなものを発見した。
一番記憶にあるのは「夏みかん」。
便座の上に大きな夏みかんがぽつんと置かれていた。
落ちなくてよかった。

夫が自分ひとりでトイレに行かなく、行けなくなってから我が家の水道料は3分の2に減った。
それまで夫がずっと水に流していたのだ。 水道料金。


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2009年診断後5年目 | コメント(3) | トラックバック(0)
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