昨日、夫は施設の近くにある総合病院に入院した。
お医者さまに心配な状況ではないと説明を受けていることをまずはお知らせしたい。
施設から毎日点滴に通うのは大変なので、入院して治療をするのがよいだろう、とのこと。
蜂窩織炎の他に熱の原因があってはいけないので、血液検査やCTなど内科の検査もして他には心配な点がないこともわかっている。

病名は『蜂窩織炎』聞きなれない言葉だけれど、
要は、皮膚の感染症で炎症による発熱や痛みが伴う。

夫の場合は両腕が炎症を起こしていている。
お医者さまは、今日、明日中には熱が下がるだろうと言われるけれど、
結婚して以来夫が熱を出したという記憶がないくらい元気な人だったので、
本人も体も高熱にびっくりしている様子。
目を閉じて口呼吸、辛そうだ。

一昨日、施設に駆けつけた時は娘の声に反応して薄っすら目を開けたし、何より、でっかいゼリーを2カップ完食したので余り心配をしていなかった。
昨日は、一日病院のあちこちの科で検査を受けて、やっと入院ベッドにたどり着いた所で会ったのでほとんど反応はなかった。
それでもうるさく声をかけたら、少し首を動かし、声も出してくれた。
今日、夕方行ったらきっともう少し元気になっているはず。

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一昨日、私は実家に居てすぐには動けなかった。
施設の看護師さんが付き添って日曜日の緊急外来に連れて行って下さり、細かな報告をして下さった。
昨日は朝から仕事で抜けられなかったけれど、夕方私が病院に到着するまで、看護師さん、相談員さんが付き添って対応していただいた。
入院セットも用意して下さり、私の仕事は家族としての書類記入だけ。
安心してお任せできる施設とスタッフのみなさんに感謝、感謝、感謝。
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ココナッツオイルアルツハイマーが劇的に改善するかどうか、残念ながら私にはわからない。
本に書かれている通りにココナッツオイル療法を実践するためには毎日一緒に暮らして食事の管理をしなければならない。
一日に大匙6杯ココナッツオイルって、かなりの量。
夫は月の3分の2はショートステイに行っているし、
実家へ私が行って両親のために料理をするのはせいぜい月のうち6日間くらい。
私ひとりで、夫や両親に大量のオイルを供給し続けることは難しい。

でも、ココナッツオイルを取り始めてからの変化は感じている。
例えば母。

先週ケアマネさんとの面談で一番の話題はココナッツオイル
先月の面談の時にココナッツオイルの話しをして、ヘルパーさんにも毎朝オイルを飲ませてもらうように頼んであった。
ケアマネさんによれば、ココナッツオイルが効いているという件だけでヘルパーさんの事業所から電話があったり、今週からは今まで90分の計画だったお風呂時間を60分に短縮することになったそうだ。
翌日会ったヘルパーさんが『立って、』とか『座って、』とかいう言葉で母が動いてくれるので、お風呂の作業が楽になったと話してくれた。

夏の前から母をソファから立たせるのが難しくなっていた。
自分で立ち上がることはなく、両手を持って力一杯引き上げなくてはならなかった。
当然トイレに座らせることも難しく、立ったままでパッドだけの交換ということもしばしば。
それが、オイルを取り始めてから時々自分で立ってキッチンの私のところまでやって来るようになった。
座ったら座ったままだったので、ある意味安心していたけれど、ひとりで動いて転ぶ心配をしなくてはならなくなった。嬉しい変化だ。

また、言葉がたくさん出るようになった。
それも、こちらの問いかけに答えたり、シチュエーションに合った言葉がぽんぽん飛び出すようになった。

ある夜、娘がTVドラマの展開に、
『そんなの有り得ないでしょ!!#%$&*+@#$(●`з´●)!!』
と突っ込むと、隣に居た母が

『なに、怒ってるの?』と娘に。

娘はびっくりして、『怒ってないの、なんにも怒ってないの。大丈夫。』
と母に言いつつ、そのまん丸の目は私に向いて、

『聞いた?聞いた?今の聞いた???』と叫んでいた。

そう、認知症要介護4の母がこんな風にはっきりと噛み合う言葉を発することはもうなかったのだ。
嬉しい驚き。


  ・・・


でも、オイルの減り具合をみると、母は良いとされる量の半分も飲んではいない。
父には詳しく説明して、飲み方を冷蔵庫に貼って、すぐに飲めるように扱いやすいようにオイルをビンにいれてキッチンのカウンターに置いてある。
でも、大匙2杯を一日に3回なんて量は取れていない。

父に『がんばってもう少し多めにオイルを飲ませて、』と頼む。

『でも、この勢いで賢くなったら僕なんか働きが悪いって、追い出されちゃうかもしれないし。』


・・・まあ、・・確かにね。





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夏の初め、ココナッツオイルアルツハイマーが劇的に改善する!というtweetを読んだ。
程なく家族の会の友人から、ココナッツオイルを薦めるメールが届き、そして『アルツハイマー病が劇的に改善した。』というアメリカの女医さんが書いた本に出会った。


アルツハイマー病が劇的に改善した!   米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能アルツハイマー病が劇的に改善した! 米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能
(2013/05/31)
メアリー・T・ニューポート

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著者のメアリー・T・ニューポート氏は小児科の医師。彼女の夫は55歳で若年性アルツハイマーと宣告を受ける。なんとか夫の病気の進行を食い止めようと彼女は情報を求めて奔走する。そしてめぐり合ったのがココナッツオイル。この本にはココナッツオイルとの出会いから、それをどう彼女の夫の病状回復のために使ったのか、夫の病状はどう変化したのか、詳しく書かれている。


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私の場合、夫が若年性アルツハイマーという不治の病いに倒れて以来、病気に良いと言われることはほとんど試して来た。
でも、もうすぐ診断を受けて10年。
夫の病状は進み、もやは『良いと言われること』を試して何か『良いこと』が起きる気はしなくなっていた。

しかぁ~し!!
私のそばには新たな『物忘れ星人』が現れた。
実家の父。
認知症、82歳の妻を介護する、私の父87歳

年齢から言って、新しいことを覚えられないのはしかたないかもしれない、
年齢から言って、物忘れもしかたないかもしれない。

でもしかたないでは済まされない我が家の事情がある。
父の元気、健康が、実家、そして我が家の平和を支えているのだ。
なんとかここは父に踏ん張って貰わなければならない。
ココナッツオイルが父の助けになるのなら。
あわよくば、母、そして夫の症状まで改善するならば、

私はふくらんで行く期待を抑えつつ、本を読み始めた。

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何故ココナッツオイルがアルツハイマー病に効果があるのか。
それはココナッツオイルに多く含まれるケトンという物質に由来する。

ケトンは何故アルツハイマー病に良いのか、

私の理解をできるだけ簡単に書いてみると、

アルツハイマー病の患者の脳は脳の細胞に栄養を与えるグルコース(ぶどう糖)を使うことが出来なくなっている。
そこで、このグルコースに替わって脳の細胞に栄養を与え、活性化させることが出来るのが、ケトンという物質。
ケトンが血流中にあれば、脳の細胞にエネルギーを与えその死滅を防げるかもしれない。
死滅した脳細胞は戻らないかもしれないけれど、弱っている細胞はエネルギーを得て元気になるかもしれない。
と、こんなストーリーだ。

なんだか納得できる。
なんだか効きそうそうだ。
とにかく試してみよう。
とココナッツオイル製品いろいろを手に入れて一月近く・・・。

一月経って、今感じていること、
本に書かれている通りにココナッツオイル療法を実践するのは・・・すっごく大変!!
何しろ、毎日、毎食大匙2杯のオイルをずっと取り続けることが理想のスタイル。
一緒に暮らして食事の管理をしていれば、なんとか?
でも実家までは車で45分、夫は月の3分の2はショートステイ。
私ひとりで、彼らに大量のオイルを供給し続けることは難しい。

 ということで、

『我が家の場合、ココナッツオイル、父、母、夫編とその効果』
、はまた、次回に。

(^-^)/




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峠を越えたのかもしれない

2011/11/23 Wed 14:49

若年期認知症の会に行って来た。
ずいぶん久しぶり。
前回は春だっただろうか、特養の申し込みを迷っていることを話した記憶がある。
あの頃の夫は反応が薄く、呼びかけても返事が無いこともしばしば。
朝、目を覚ましても起き上がるまでに30分もかかり、デイに出かける20分前には立ち上がらせる準備をし、首尾よく立ち上がったら椅子をテーブルに入れてお迎えが来るまでずっと立っていてもらう日々だった。
笑顔も少なく、眉間に皺を寄せ難しい顔をしてただじっと座っていることが多かった。
いつ、特養の申し込みを書こう、何処の施設への申し込みをしよう、毎日考えていた。

そして、今度の家族会では新薬メマリーのおかげで、笑顔が出るようになったこと。
時々自発的な言葉も出て、動きもちょっと良くなったことを報告できた。

会では皆さんが抱えるホットな難題が次々に語られた。
みんなそれぞれ違っていて、何と言葉をかけたらいいのかわからない。
私も同じ・・・同じような経験をした。
でも、解決策はそれぞれ違う気がする。
安易な事は言えない。
若年ゆえの苦しみ、悩み。
理解、共有できる。
でも、

家族の会へ行くといつも言葉がみつからない。
何か、安心できるような、心が落ち着くような、何か、何か、
言葉を探すけれど、  みつからない。

『うん、うん、そうですよね。 そうでした、私も。』

話を聞いて相槌を打つだけ。

ふっと思った。
若年性アルツハイマーと診断を受けて丸7年。
いろんな事があった。
なんだか夫の様子がおかしい、そう感じたのは診断の2年ほど前。
そう、思うともう、ずいぶん長い間夫の病気と付き合って来た。

もしかしたら、私は、
私と夫、
私達家族は峠をひとつ越えたのかもしれない。

病気が始まって以来、その時々に認知症の周辺症状と思われる夫の奇異な行動に悩み苦しめられた。
家族の会で訴えられるたいていの症状は大なり小なり夫にも現れ、私も体験した。

そう、『した。』 のだ。

もちろん、まだこれから何が起こるかわからない。
また新たな峠が私達の前に突然立ちはだかるかもしれない。
でも、今夫の笑顔を見ていると、彼はこのまま静かに年を重ねて行くのではないかと思える。

いずれにしても、次の峠までしばらくは平坦な道を歩いて行けそうな気がしている。




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メマリー開始2週間

2011/09/01 Thu 14:24

 朝、ばたばたと動き回る私を夫がずっと見ているのに気がついた。
 穏やかな表情。

 立ち止まって、『かわいい?』と聞いてみる。

 『うん。』 すぐに夫が答えた。

 もう一度、『かわいい?』

  『かわいい』

  『パパもカッコいいよ。』と返すと、

  『うん。』 

メマリーを飲み始めて2週間ほどになる。
ショートステイに行っていた間のことはわからないが、帰って来てからの夫は機嫌がいい。
まったく眉間に皺が寄らないかというと、そんなこともないのだけれど、明らかに夫に表情が戻って来た。
目が会うとちゃんと反応してくれる。

ここ数日、平和な時間を過ごしている。

気づいた変化を書き出してみる。

時々突然言葉が出る。
この間は台所にやってきて、『右ってどっち?』
『こっちかな。』と答えると、
『うん。』と帰って行った。

言葉は無くても動作と表情で話しかけてくることがある。
手を前にだして、問いかける様な表情で、私に向かってくる。
『なあに?』と言ってもそれ以上のアクションはないのだけれど。
でも、夫から何かを伝えようとすることはもう、ほとんど無くなっていたので、大きな変化だと思う。

立ったり座ったりの動作がちょっぴり早くなった。
ズボンや靴を履かせる時に片足が終わると、次にもう一方の足を自分から上げてくれる。
跪いての仕事なので、手間と時間短縮は有難い。
これは衣服の脱ぎ着の時も同じ。
シャツなど、かぶり物の時は本人にその気がないととても骨が折れる。
特に脱がせる時に本人の協力が得られると格段楽になる。

ここまではプラスの変化。
マイナスの変化は、夜中に目を覚ますこと。

9時から10時頃に布団に入り、夜中2時から3時頃に目を覚ましてしまう。
去年の冬場は何度も目を覚ましてのトイレで睡眠不足になったけれど、春頃からは朝の大洪水に変わった。
病状は進んだわけだけれど、睡眠不足より朝の大洗濯の方がずっと楽だった。

メマリーを飲み始めてから、また夜中に起きて立ち上がるようになった。
しかも起きた時はすでにびしょびしょで、総取替え、総着替え。
夫はすぐにまた寝てしまうけれど、私は目が冴えてしまう・・・・。
ちょっとやっかい。

もうひとつ、
今まで昼間はちゃんとサインに気づいて誘導すればトイレの失敗はほとんどなかった。
ところが、ずっと側にいたのに、あれ?いつの間にか・・ということが増えてしまった。

昨日は、デイから帰る直前にびしょびしょになり、『洗濯できずに申し訳ありません。』と水洗いした汚れ物と一緒に帰って来た。
こんな風に何故か、こちらの方はゆるぅ~くなっている。

今日も夫を送って下さったデイの職員さんが、
『申し訳ありません。今、車の中で・・・』
見ると夫のズボンが濡れていた。

玄関で恐縮する職員さんに、

実は・・・・と新薬を飲み始めたこと、それ以来機嫌はよく穏やかに過ごしているけれど、排泄の失敗が多くなったことを伝えた。

確かに穏やかにデイでも過ごしていると、職員さんは私の話に同意してくださった。
そして、デイでもいつものトイレサインが見られなかったと。

『でも、本人の機嫌が一番なので・・・。そんな訳で、またお手数をおかけすると思いますがよろしくお願いします。』
と私が言うと、

職員さんより先に、夫が、

『大丈夫ですよ。』 と答えた。

思わず職員さんと顔を見合わせ笑ってしまった。
そして、職員さんも笑いながら、

『大丈夫です。』 と帰って行った。

いつまで、この『大丈夫』なご機嫌、続くのかな・・?





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